町工場とランニングが融合！杉村精工×INNER FACT コラボウェアの魅力

町工場とランニングが織りなす新たな魅力

静岡県焼津市に位置する杉村精工株式会社は、創業から77年という長い歴史を誇る町工場です。この町工場が、エンデュランス系競技専門のギアメーカー「INNER FACT」と手を組み、ユニークなランニングウェアの受注販売を開始しました。このコラボレーションは、製造業への関心の薄れが進む中で、若年層に“ものづくり”を知ってもらうための斬新な試みです。

新たな挑戦「ものづくり」×「ランニング」

「まずは町工場を知ってもらうきっかけを作りたい」という思いにより始まったこのプロジェクト。杉村精工は、高精度な産業機械部品を製造する一方で、近年の製造業を取り巻く環境を心配しています。特に町工場の魅力が若者に伝わりづらくなっている現状に対し、製造業の新たな魅力を発信するための手段としてランニングウェアを選びました。

注目のデザインとコンセプト

新たに販売されるウェアは、青とオレンジを基調としたポップな色合いが特徴で、工具をモチーフにしたデザインが施されています。シャツのデザインには、歯車やねじ、ボルト、マイクロメータなどの“ものづくり”を象徴するアイテムが散りばめられ、製造業の楽しさと親しみやすさを持っています。襟付きのアロハシャツ風に仕上げられているため、スポーツだけでなくカジュアルな場面でも着こなせるデザインが魅力です。

社会貢献を目指して

杉村精工は、地域のスポーツ活動にも積極的に参加しており、J2クラブ「藤枝MYFC」のパートナー企業として地域貢献にも力を入れています。この活動を通じて、製造業の認知度を高める努力が続けられています。ランニングウェアの販売を通じて、多くの人々に町工場の魅力やものづくりの楽しさを発信し、「町工場って面白い」と感じてもらうことを目的としています。