前川清とクール・ファイブ
2025-01-04 11:23:39

前川清が語るクール・ファイブの秘話と懐かしの名曲ライブの模様

クール・ファイブの伝説と前川清の執念



2024年1月6日、BS日テレの音楽番組「歌謡プレミアム」で、前川清がゲスト出演し、かつての名グループ「クール・ファイブ」の思い出を語りました。この番組は、「クール・ファイブの5大事件簿」と題され、彼がデビューした半世紀以上前の貴重なエピソードを紹介しています。

大ヒット曲の舞台裏



まず、番組は前川のデビュー曲「長崎は今日も雨だった」で幕を開けます。この曲が世に出ると、瞬く間に大ヒットを記録し、彼らは華やかなステージに引っ張りだこでした。しかし、そんな成功の陰には、数々のハプニングもあったのです。

その中の一つが「床にへばりつきハプニング」。あるステージでマイクが上がって来なかったため、前川とメンバーは床に這いつくばってコーラスを開始しました。その状況がまるでコントのようで、今では笑い話に変わっています。しかし、当時は必死の思いで歌を届けていたとのこと。

メンバーとの絆



「クール・ファイブ」は元々、長崎県のキャバレーで活動していたバンドで、ボーカルとして加入した前川清は、リーダーの内山田洋とともにユニット名を変更。その後、彼は段階的に徐々にリーダーシップを取りながら、自らのポジションを確立していったそうです。しかし、入団当初は給料が最も低く、他のメンバーの楽器を運ぶことも多かったと言います。

懐かしい映像と新たな挑戦



番組では、当時の貴重な映像も公開。懐かしの「東京砂漠」や「噂の女」などが流れ、視聴者は感慨深い時間を過ごしました。前川が自らのパフォーマンスを見た際、彼は「映像を観てすごく勉強になりました」と語り、今年の目標にしたいと意気込んでいました。

故人への想い



なお、クール・ファイブのメンバー小林正樹さんが2024年2月に亡くなったことにも触れています。小林さんは、前川をスカウトした重要な人物であり、彼との最後の共演について語る姿は、感動的でした。前川は「長崎県の5周年コンサートの際、病気の小林さんに出演を打診したところ、『行くよ』と返事をもらいました。その時の思い出は忘れられません」と語りました。

笑いと音楽の交差点



さらに、番組では彼の新曲「風潮」も披露され、小林さんへの思いが込められた歌詞を披露し、切ない感情を呼び起こしました。また、バラエティ番組でのエピソードとして、萩本欽一との懐かしいやり取りも紹介され、笑いを誘いました。

前川清の鮮烈な記憶と、クール・ファイブが生んだ名曲の数々。この特別番組は、彼らの音楽と記憶の宝物とも言えるものです。


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