BMWの革新サミット
2025-03-10 14:31:26

BMWがデロイトトーマツイノベーションサミット2025で未来のテクノロジーを展望

BMWがデロイトトーマツイノベーションサミット2025に参加



先日、東京で行われた「デロイトトーマツイノベーションサミット2025」に、BMWテクノロジーオフィスアジアパシフィック(TO APAC)が参加しました。このイベントは、ベンチャー企業と大企業とのマッチングを促進することを目的としたもので、デロイトプライベートおよびデロイトトーマツベンチャーサポートが主催しています。

BMWグループの代表として、テクノロジーオフィスジャパンの責任者であるベルンハルトシャンベック氏が参加し、SOMPOホールディングスのグループCDOである楢崎浩一氏、27pilotsゼネラルマネジメントのCEOグレゴールギミー氏とのパネルディスカッションが行われました。テーマは「ベンチャークライアントモデル」で、特に2015年からグローバルで展開しているスタートアップ支援プログラム「BMWスタートアップ・ガレージ(BSG)」について紹介されました。

このプログラムは、BMWグループとの提携へ向けた第一歩として、プロトタイプ商品を持つスタートアップ企業を対象にしており、日本のみならず、シリコンバレー、上海、テルアビブ、ソウルなどで実施されています。採用されたスタートアップは、BMWグループの各分野のエキスパートから支援を受けることができ、商品化に必要なエンジニアやツールのサポートも手に入れられます。

この取り組みの重要な点は、BMWグループが新たに開発する商品の機能向上や付加価値向上に寄与する、実用的なサプライヤー候補としてのスタートアップ企業を見つけることです。今年はこのプログラムが世界に向けて提供されて10年という節目の年を迎え、単なる投資家やメンターとしてではなく、スタートアップテクノロジーの実際のユーザーとして活用しています。

BMWグループのプロジェクトは、自動車関連事業に特化しており、将来的に市場に革新をもたらす製品やサービスの育成を目指しています。このような取り組みが、次世代の自動車業界における進化を加速させることを期待しています。

近年、従来の自動車産業は、大きな変革の過程にあります。電動化や自動運転技術の発展により、テクノロジーが新たな価値を提供しつつある中、BMWはスタートアップとの連携を強化することで、積極的にイノベーションを追求しています。

参加したパネルディスカッションでは、スタートアップのアイデアとBMWの技術力がどのように合わさり、革新的な商品やサービスが誕生するかについて熱い議論が交わされました。特に、BMWスタートアップ・ガレージがどのように地域ごとの違いやニーズを反映しながら、グローバルな視点で支援を行っているのかについても焦点が当てられました。

このサミットを通じて、BMWはスタートアップとのパートナーシップをさらに深め、信頼関係を築いていくことを強調しました。イノベーションを加速するための取り組みとしての役割を果たすだけでなく、業界全体の発展に寄与する重要なステップとなるでしょう。今後もBMWの動向に注目が集まります。


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