大阪・関西万博に登場するユニフォームの魅力
2025年3月に開催される大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」のユニフォームがお披露目されました。このプロジェクトは、中島さち子プロデューサーの発案により、ミズノがデザインしたものです。ユニフォームを試着したイメージモデルの清水希容さんは、2021年東京オリンピックの空手女子形での銀メダリスト。彼女の姿が新しい未来を象徴する力強さを伝えています。
クラゲ館の特徴とコンセプト
「いのちの遊び場 クラゲ館」が目指すのは、創造性を全ての人に届けること。館の名前にもあるクラゲは、揺らぎのある遊びを象徴しており、遊び心が創造性の源とされています。このユニフォームは、全てのアテンダントが異なるクラゲ柄を身につけることで、個々の多様性を表現しています。この取り組みは「創造性の民主化」をテーマにしており、各個人の生きる力や遊び心を引き出すことを目的としています。
ユニフォームのデザインと機能
ユニフォームは一枚一枚違う柄を持っており、遊び心満載のオリジナルデザインが特徴です。ミズノの技術が活かされたこのユニフォームは、吸汗速乾性や通気性に優れ、快適な着用感を提供します。使用されている『ドライエアロフロー』という特殊な素材は、汗を素早く吸収しつつ、湿気を逃がす機能を持っており、まさに行動的な場面に適しています。
アテンダントユニフォームの詳細
アテンダントのユニフォームには、チュニック、キャップ、ハーフパンツ、インナー、そしてポンチョが含まれます。チュニックはクーリング機能を持った素材で作られ、裾の仕上げもスポーツ仕様に工夫されています。キャップは通気性が良く、柔らかな着用感を提供することを追求しています。ハーフパンツやインナーも吸汗速乾性を考慮した素材が使われ、心地よいフィット感が得られます。ポンチョも雨天時に対応可能な防水性と透湿性を兼ね備えています。
スタッフユニフォームの特徴
スタッフ用ユニフォームは、ジャケットとボトムスから成り立っています。これらも『ドライエアロフロー』を使用し、快適さを保つ工夫が施されています。Tシャツは、ゆったりとしたシルエットでクラゲ柄がデザインされ、裾を絞ることで様々なスタイルにアレンジ可能です。これにより、実用性とデザイン性を両立させています。
クラゲ館のメッセージ
このユニフォームの制作には、清水希容さんのように世界で活躍する人々が、未来の創造性を削り出す「力」を感じさせるという意図も込められています。また、ユニフォームを通じて、訪れる人々に楽しさや新しい発見をもたらすことが期待されています。大阪・関西万博での「いのちの遊び場 クラゲ館」は、ただ見るだけでなく、全身で感じる体験を提供します。これからの訪問者は、ユニフォームの個性とクラゲ館の理念を通じて、新たな「遊びの感覚」を楽しむことでしょう。