WHILL自動運転と音声ガイド
2025-04-28 11:38:48

国立民族学博物館で新たな鑑賞体験を提供するWHILL自動運転モビリティと音声案内ガイドの融合

国立民族学博物館とWHILL自動運転モビリティ



国立民族学博物館がより多くの人にその魅力を届けるため、WHILL株式会社とコラボレーションを進めています。2025年春、同館で初めて導入される「みんぱく音声ガイド」は、WHILL自動運転モビリティと組み合わせることで、来館者がより快適に文化を楽しむための新たな手段となるでしょう。

新しい音声ガイド体験とは



「みんぱく音声ガイド」は、スマートフォンを利用した音声案内システムです。これにより、来館者は展示品を観ながら、音声ガイドから得られる情報をリアルタイムで聴くことができるので、文化的背景や展示の意図を深く理解することが可能です。

WHILL自動運転モビリティに乗車しながら音声ガイドを利用できることにより、展示品に集中するための環境が整い、体力に不安がある方や高齢者、また国外から来館される方々にとっても、展示鑑賞が一層楽しみやすくなります。

展示品へのアクセスが容易になる



国立民族学博物館は約12,000点の展示物や850本以上の映像を通じて、異文化に触れるユニークな体験を提供しています。これらの展示物は、視覚や聴覚、体力に配慮したアクセス方法を工夫することにより、あらゆる来館者が満喫できる環境を整備しています。特に、WHILL自動運転モビリティは、一定の速度で動くため、同行者と共に同じペースで鑑賞できる点が特徴です。

アクセシブルな鑑賞環境の整備



国立民族学博物館は、年齢や障害の有無にかかわらず、誰もが平等に文化を楽しむことができるアクセシビリティ環境の整備を進めています。2024年10月から導入されるWHILL自動運転モビリティは、障害がある方や体力が心配な方でも安心して利用できるサービスを提供します。この取り組みを通じて、展示物の理解をより深められることを目指しています。

WHILL自動運転モビリティの利点



WHILL自動運転モビリティは、特定のコースを時速0.8kmのゆっくりとした速度で進みます。この速度は、普通の歩行速度とほぼ同じで、展示品を観ることに集中するのに最適です。また、道に迷う心配もなく、無人で戻ってくれるサービスによって、安心して文化に触れることができるのです。

参加者へのインクルーシブなサービス提供



今後、国立民族学博物館とWHILL株式会社は、鑑賞体験の質をさらに向上させるために、引き続き密な連携を図っていく予定です。この新たな音声ガイドと自動運転モビリティのサービス展開により、より多くの人々が文化に触れ、楽しめる環境が整備されることが期待されます。

国立民族学博物館によると、このガイドは約30分の収録時間を有し、展示エリア内での利用が可能です。訪問者は、QRコードを読み取ることで、各自のスマートフォンでもガイドサービスを受けることができます。料金は無料ですが、展示観覧券は必要です。

この新しい取り組みが、国立民族学博物館の魅力をさらに引き出し、多くの人々に文化の素晴らしさを伝える架け橋となることを期待しています。


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