成長を狙う両社
2026-07-21 14:06:21

中古フォークリフト市場での成長を目指す両社の戦略的提携

中古フォークリフト市場での成長を目指す両社の戦略的提携



中古フォークリフトの販売を手掛ける株式会社ハナインターナショナルは、2023年6月15日、重機運搬業を専門とする星清重機運輸株式会社を買収しました。この提携により、両社は貨物輸送およびフォークリフト販売事業においてシナジーを追求し、成長を目指すことを発表しました。代表取締役社長の矢野孝俊氏は、両社が一体となってさらなる販売力強化を実現すると明言しています。

これまでの事業展開と今後の課題



ハナインターナショナルは15年前に設立され、フォークリフト専門の会社として急成長を遂げてきました。特に海外輸出に力を注ぎながらも、国内販売でのシェア拡大に向けて取り組んでいます。国内全域を網羅する独自の仕入れルートと、東南アジア市場を含むグローバルな販売ネットワークは、同社の強みと言えるでしょう。直近では、年間3000台のフォークリフトを扱い、業界内でトップクラスの実績を誇ります。このベースを活かし、今後も国内市場への更なる力の入れ方が期待されます。

特徴的なのは、在庫回転率が1〜2ヵ月と短期間なこと。迅速な仕入れと販売価格のオープン化、さらに数週間での納車という高い機動力をもつことから、顧客の多様なニーズに幅広く応えています。また、2025年3月からは特定自主検査業者としても活動を開始し、点検業務も自社で行えるようになりました。販売、レンタル、買取、修理、メンテナンスと多岐にわたるサービスを自社一貫で提供する体制を確立しています。

一方、物流業界は「2024年問題」により大きな影響を受けています。労働時間規制の導入により、輸送能力の低下やドライバー不足が深刻な課題となっているのです。運賃や人件費の上昇が見込まれる中、企業は早急に対応策を講じなければなりません。これに対する解決策として、トラック事業者との連携が重要になってきます。出荷情報の事前共有を行うことで、効率的な配車計画を策定し、業務の最適化が見込まれます。

提携の意義と未来の展望



この状況の中で、ハナインターナショナルは星清重機運輸との提携を進めました。同一グループ化により、運搬トラックの確保や手配が効率化され、物流コストの大幅削減が見込めるのです。具体的には、フォークリフトのみならず、さまざまな重機の運搬も自社で手がけることになり、輸送の効率も飛躍的に向上します。

ヘルスケアに力を入れている星清重機運輸は、重機の運搬を専門とし、さらなる効率化とコスト削減を追求しています。両社の強みを活かし、今後は市場におけるサービス向上を目指し、競争力の強化に努めていく考えです。矢野社長は、「この買収によって、以前は足りなかったピースが埋められた。全社員で一致団結し、販売力の強化に取り組んでいきたい」と意気込んでいます。これからの展開に期待が高まります。

施工事例と会社情報



このような背景を持つハナインターナショナルは、兵庫県三木市に本社を構えています。業務内容はフォークリフト及び建設機械の販売、輸出、中古販売、買取、レンタルに加え、自社による年次検査も行っています。また、星清重機運輸は、大阪府で一般の貨物運送事業を行い、重量物や特殊機械、建設機械の運搬を担っています。両社の提携により、今後の展望が一層明るくなっていることは間違いありません。


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