音楽の神、スティーヴ・ガッドの魅力に迫る『GOD OF DRUMS展』開催

世界的に著名なドラマー、スティーヴ・ガッド氏を特集した企画展『GOD OF DRUMS展 -最高峰カリスマドラマーの“音楽”に迫る-』が、2025年11月8日から15日まで東京のヤマハ銀座スタジオで開催されます。この展示会では、ガッド氏の卓越した技術と感性が感じられる多彩なプログラムが用意されています。

スティーヴ・ガッド氏：ドラムの神

スティーヴ・ガッド氏は、現代ジャズ界の第一人者として知られ、そのプレイスタイルは世界中のミュージシャンに大きな影響を与えています。「ドラムの神」とも称される彼は、80歳を迎えた現在でも全国各地で活躍しており、その衰えない情熱は多くのファンを惹きつけています。約50年にわたり、ヤマハとの密接な関係を築きながら、新たな音楽表現を追求し続けています。

体験型展示：リアルな演奏を再現

この展覧会では、ヤマハの独自技術「Real Sound Viewing」を駆使して、スティーヴ・ガッド氏のドラムソロをリアルに再現します。2022年にヤマハ銀座スタジオで収録された映像と共に、実際に彼が使用しているドラムセットを使った自動演奏が体験できます。参加者は、ドラムセットの前に座り、あたかも目の前でステージを見ているかのような臨場感を体感できる特別な空間が設けられています。

また、彼がこれまで使用してきた歴代のシグネチャーモデル5台も展示されます。これは同氏の音楽の歴史を辿る貴重な機会であり、各モデルの仕様や音作りに込められた想いを感じ取ることができます。

特別展示と上映

イベント期間中には、スティーヴ・ガッド氏によるドラムクリニックの映像も特別上映されます。2023年と2025年に行われたクリニックの貴重な映像は、ドラムを学ぶ人々にとって、またとない機会です。映像はヘッドホンを使用して視聴する形式で、聴き応えのある内容となっています。さらに、同氏の日常で愛用しているドラムスティックやタオルなどのグッズも展示され、彼が音楽にどう向き合っているのかを深く知ることができるでしょう。