ドジャースも投資家に！ベンチャーキャピタルとテレビ局の新潮流とは

2025年11月19日、幕張メッセで開催されるInter BEE 2025では、マイケルジャックソンの楽曲さながらに新たな風が吹き込まれます。それは、スポーツとエンターテイメントを融合させた投資の新しい形です。このイベントで、スクラムベンチャーズの創業者兼ジェネラルパートナー、宮田拓弥氏が基調講演を行うことが決定しました。

この講演には、特別ゲストとしてMLBドジャース傘下のベンチャーキャピタル、エリシアン・パーク・ベンチャーズのマネージングパートナー、ジェイ・アディヤ氏と、テレビ朝日の経営戦略局投資戦略部オープンイノベーション担当部長、増澤晃氏も登場します。

ドジャース傘下のベンチャーキャピタルの役割

エリシアン・パーク・ベンチャーズは、スポーツ、テクノロジー、エンターテインメントの分野において新興企業とのパートナーシップを築き、成長をサポートすることを目指しています。ロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドンに拠点を持ち、シードからグロース段階まで幅広く投資を行っています。

特に宮田氏が力を入れているのは、米国や日本のスポーツ関連スタートアップへの投資です。スクラムベンチャーズは「Scrum Sports & Entertainment Fund I」というファンドを通じて、スタートアップの成長を支援しています。

新たな投資環境の波

宮田氏は、テレビ局やプロスポーツチームがスタートアップ投資に乗り出す背景を語ります。これまでベンチャーキャピタルは限られた業態に留まっていましたが、今や多様な業界が新たな資金調達の手段として注目しています。特に、スポーツ業界の資金力は無視できません。宮田氏は、これらの潮流がどのようにスタートアップ環境に影響を与えているのかを語り、聴衆に新たな視点を提供することでしょう。

経験豊富な登壇者たち

宮田拓弥

宮田氏は10年以上にわたり日米のスタートアップに関与してきた投資家です。AIやロボティクスから気候テック、ヘルスケアに至るまで、140社以上の企業に投資してきた経験を持っています。

ジェイ・アディヤ

アディヤ氏は1999年以降、スポーツメディアやテクノロジー分野での投資家として知られています。LAドジャースをはじめとする大手クライアントとの取引を手掛けてきた経験は、講演に大きな深みを加えるでしょう。

増澤晃

増澤氏は新規事業開発を担当し、スタートアップとの連携を強化してきたスペシャリストです。彼の知見は、テレビ局がどのように新しいビジネスモデルへとシフトしていくのかを示す重要な情報源となります。

講演の詳細

講演のテーマは「ドジャースはなぜ投資するのか？球団もテレビ局も“投資家”になる時代」。
日時は11月19日（水）13:00 – 14:00、会場は幕張メッセ国際会議場の2F国際会議室です。公式情報はこちらから確認できます。

この基調講演は、投資の未来を考える上での貴重な機会です。新たな視点を得るために、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。