岡山大学陸上競技部石本龍一朗選手がスポーツ賞を受賞！デフリンピックへ意気込む

岡山大学陸上競技部石本龍一朗選手、学生スポーツ賞受賞

2025年9月17日、岡山大学の学生スポーツ賞（国際スポーツ賞）が、陸上競技部の石本龍一朗さんに授与されました。この栄誉ある受賞は、今年11月に東京で開催される「第25回夏季デフリンピック競技大会」の男子400ｍハードル日本代表に内定したことによるものです。

石本さんは、岡山大学教育学部の3年生であり、今回の受賞を受けて、那須保友学長や菅誠治理事（教学担当）、上席副学長との表敬訪問を行いました。訪問の際、石本さんは「先週の倉敷での大会では、自身のベスト記録を更新しました。デフリンピックでは原先生を目標に頑張ります」と、今後への意気込みを語りました。出席した原祐一准教授も、「私を超えると思います」と期待の眼差しを向けました。

ハードリングの向上に向けた努力

当日は、菅理事から「ハードルは技術的に難しいですよね？」という質問があり、石本さんは「まだハードリングの技術が足りず、先日の大会では原先生から全然ダメと言われました」と笑顔で返しました。ハードルは多くの選手にとって難関ですが、石本さんはこのハードルを乗り越えるため日々努力しています。

那須学長からはトレーニング方法についての質問もありました。石本さんは、「ウェイトトレーニングについては、同じ学科の友人が世界大会に出場経験があるため、トレーニング方法やフォームを教えてもらいながら取り組んでいます」と話し、異なる競技を超えたつながりを持つことが成長に繋がっている様子を伺わせました。

デフリンピックへ向けた準備

緊張感を持ちながら日々の練習に励む石本さん。彼の努力と情熱が実を結び、デフリンピックでは初めての世界大会となるため、多くの期待が寄せられています。デフリンピックでは、選手が自身の障害を超え、自らの力で挑戦する姿勢が求められます。石本さんはその使命を背負い、結果を出すために挑戦を続けているのです。

2025年11月15日から26日まで、東京の駒沢オリンピック公園総合運動場で開催されるデフリンピック。その舞台で、石本さんがどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、期待が高まります。彼の活躍を見守り、応援していきましょう。

岡山大学陸上競技部の注目

岡山大学陸上競技部も、その競技力によってスポーツ振興に寄与しており、先日も第5回スポーツ振興奨励賞を受賞しました。このような成果は、選手たちの努力に加え、支えてくれる指導者や仲間への感謝の賜物です。

石本龍一朗選手の挑戦は、岡山大学だけではなく、日本のスポーツ界を代表するものとなるでしょう。今後も彼の動向に目が離せません。