ANNBBFの挑戦
2025-05-04 14:16:22

ANNBBFが日本初のドーピング検査を導入!が全日本ボディビルディング選手権大会で開催

日本初のポリグラフテストが導入されるボディビル選手権



2025年9月14日、兵庫県神戸市にて「第69回全日本ボディビルディング選手権大会」が開催されます。この大会に参加する全ての選手にドーピング検査の一環として、ポリグラフテスト(ウソ発見器検査)が義務付けられることが発表されました。全日本ナチュラルボディビルディング連盟(ANNBBF)の取り組みとしては、フィットネス業界で初の試みとなります。

このポリグラフテストは、関東選手権や全日本選手権で一時的にプロ資格を得た選手が正式なWNBFプロとして認定されるための条件でもあります。WNBF(World Natural Body Building Federation)は、全世界で愛されているナチュラルボディビルの団体であり、そのドーピング検査率は100%を誇ります。成功した選手は、WNBFが開催する海外のプロ戦に出場し、賞金獲得を目指すことができます。

ドーピング問題とその影響



昨今のボディメイクブームに伴い、コンテスト業界では禁止薬物が横行しています。アナボリックステロイドや成長ホルモン、IGF-1などが禁止薬物として知られていますが、これらの薬物には深刻な健康リスクが伴います。脳卒中や心臓発作の原因となり、重篤な健康被害を引き起こす事例も増加しています。さらに、ドーピングの副作用として現れる身体的な兆候は、男性に女性化乳房や勃起障害、女性に体毛の増加が見られるなど、非常に深刻です。

これらの副作用は、一度現れると薬物使用の中断では改善されず、健康への影響は長期にわたる可能性があります。ANNBBFは、こういったリスクを考慮し、スポーツの公正さを守るために積極的な取り組みを行っています。

ポリグラフテストの重要性



ポリグラフテストは、本人の心拍数や血圧、呼吸、皮膚の反応を測定することで、真実を伝えているかを判定する手法です。アメリカではFBIの専門家によって行われ、その正確性はなんと97%とされています。このテストでは、過去の禁止薬物使用歴も明らかにするため、選手の信頼性を確保するための強力な手段となっています。

ANNBBFが日本初となるポリグラフテストを導入する背景には、ドーピングの蔓延によって失われたスポーツの公正さを取り戻すという強い意志があります。これにより、よりクリーンで安全な競技環境が整い、選手同士の信頼感を高めることができます。

大会の開催概要とANNBBFの使命



「第69回全日本ボディビルディング選手権大会」は、2025年9月に神戸市内で開催されます。開催場所は参加人数に応じて決定され、詳細は後日発表されます。この大会はANNBBFが主催し、スポーツとしてのボディビルディングを守り、選手の健康と安全を守るための規範を示すものとなります。

ANNBBFは、1954年の設立以来、ナチュラルな競技の運営を行ってきました。WNBFとの提携により、選手は安心して競技に臨めるよう、厳しい検査体制を整えています。2025年には、8月10日の関東大会と9月14日の全日本大会が開催され、各カテゴリーの優勝者にはWNBFプロカードが授与されます。

選手たちは、最高のパフォーマンスを引き出すために努力を続け、ANNBBFは健康的で透明性のある環境を提供します。この機会にぜひ、多くの方々に大会やANNBBFへの参加と応援をお願い致します。公正なスポーツ環境を再構築するための一歩を共に踏み出しましょう。


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