幻想的なイマーシブオペラがサッカーの祭典を彩る
2025年7月27日、エディオンピースウィング広島で行われる「Zico All-Star Game HIROSHIMA」。このチャリティーマッチは、サッカー界のレジェンドであるジーコ氏とその長男ジュニオール氏が代表を務め、世界平和を願うために開催されています。ここでのハーフタイムショーは、モアザンミュージカルによってプロデュースされ、オペラの熱演がサッカーファンを魅了することになるでしょう。
平和とサッカーへの祈り
今回のハーフタイムショーでは、オペラ歌手の青木エマ(ソプラノ)と金山京介(テノール)が華やかに舞台を彩ります。彼らは、オペラ『アイーダ』からの「凱旋行進曲」を皮切りに、『蝶々夫人』から「ある晴れた日に」、さらには『トゥーランドット』からの「誰も寝てはならぬ」を披露し、約1.5万人の観客を魅了しました。青木エマは、「私が今、すべきことはサッカーが持つ力を信じ、平和の象徴である広島から世界に『平和』を発信することだ」と語り、強いメッセージを届けます。
イマーシブオペラの可能性
“イマーシブオペラ”とは、観客がオペラの物語に没入することを目的とした新しいスタイルの上演です。この試みは、オペラの堅苦しさを取り払い、観客が情景に参加するかのような体験を提供します。モアザンミュージカルが創り出すこのスタイルは、現代のライフスタイルに合った演出を目指し、皆で楽しめるエンターテインメントを追求しています。
モアザンミュージカルの実績
モアザンミュージカルは2016年に設立され、以後、イマーシブオペラに特化した舞台を数多く手掛けています。2022年に制作したオペラミュージカル映画『ラ・ボエームニューヨーク愛の歌』は、全国14ヵ所で上映され、大きな好評を博しました。これを機に、日本全国でのオペラ公演を本格化し、2025年には一般社団法人を設立予定です。
チャリティーマッチの意義
「Jogo Das Estrelas」として知られるこのチャリティーマッチは、過去20年間にわたって世界平和を願うイベントとして開催されています。ジーコ氏は、「サッカーと平和を祈ることは国籍や性別を超えた私たち皆の物語である」と訴えかけています。
このように、サッカーとオペラが手を組み、平和を象徴する祭典が広島で開かれることは、地域の誇りであり、未来への希望を感じさせるイベントです。是非もんもんを胸にこの祭典を体感し、共に平和のメッセージを広めていきましょう。イベントの詳細は
こちらで確認できます。また、ハーフタイムショーの模様は、RCC中国放送やBS-TBSでも放送されますので、見逃さないようにしましょう。
出演者情報と演出
- - 出演者: 青木エマ(ソプラノ)、金山京介(テノール)
- - 演出: 田尾下哲
- - 編曲/演奏: 西岡奈津子
- - 音響: 五十嵐優 / 堤竹智志
- - プロデューサー: 長谷川留美子(モアザンミュージカル代表)