マンション住まいでも可能な脱炭素ライフ、EV充電の新たな道を切り拓く

最近、ユビ電株式会社が公益財団法人東京都環境公社であるクール・ネット東京と「チャレンジZEV2030プロジェクト」に関する協定を締結しました。この取り組みは、東京都が2030年までに新車販売を100%非ガソリン化するという目標のために特に注目されています。

マンションにおけるEV充電の課題

東京都内の住宅の約70%を占める集合住宅では、EV充電を自宅で行えないことがEV普及の大きな障害となっています。2025年4月には、新たに建築されるマンションに充電設備の設置を義務づけ、2030年までに集中的に6万口の充電ポートを設ける計画です。このような政策の推進によって、自治体と民間が協力し、EV充電インフラの整備が加速される見込みです。

ユビ電の「WeCharge」サービス

ユビ電が提供するEV充電サービス「WeCharge」は、利用者が実際に使用した分だけ支払うという受益者負担の原則に基づいています。このサービスは、マンション全体の価値向上にも寄与し、利用者はもちろん、管理組合にも経済的なメリットをもたらします。

「WeCharge」の特徴

- 個別設置型: 1つの駐車スペースに1つの充電コンセントを設置。
- 管理組合の電気代負担ゼロ: ユビ電が電気代を負担し、使用料金を管理組合に還元。
- 受益者負担の仕組み: EV利用者からの料金で管理組合が投資の回収を行える。
- 24時間365日サポート: 管理組合や管理会社は充電料金の徴収や問い合わせ対応の手間が不要。

実績と今後の展望

ユビ電は数多くの新築分譲マンションをはじめ、既存のマンションへの全区画設置にも取り組んでいます。東京都八王子市では全駐車区画にEV充電コンセントを設置しました。また、「WeCharge」サービスを導入したマンションでは、EV契約率も年々高まっており、設置から4年を経過した物件では15.5%に達しています。

今後、ユビ電はクール・ネット東京と共に、東京都内でのEV充電インフラの整備を更に推進していきます。マンション住民が「自宅でEV充電ができない」という問題を解決し、戸建住宅と同等の充電環境を提供することで、東京都が目指す2030年の完全非ガソリン化実現に寄与していくでしょう。

ユビ電株式会社について

ユビ電は「電気の未来を描く」をビジョンに掲げ、いつでもどこでも自由に電気を活用できる環境を目指しています。エネルギーとテクノロジーの融合を通じて、新たなサービスを提供し続けており、その中でも「WeCharge」は特に注目されています。

詳細は公式サイトをご覧ください。ユビ電株式会社 | WeChargeサービスサイト