横浜で繰り広げられる海賊のアート旅!
2025年の7月、横浜・山手の岩崎ミュージアムで「PORT ART PIRATES展」が開催されます。この展覧会は、海とアートに情熱を注ぐ横浜在住のアーティストたちが集結し、独自の視点で創り上げた作品を一同に発表する素晴らしい機会です。
イベントの概要
「PORT ART PIRATES展」は、2025年7月16日から27日までの期間中、岩崎ミュージアムで行われます。入館料は大人300円、小人(小・中学生)は100円と手頃で、アートに触れ合う貴重な機会を提供します。
出展アーティストたち
Port Art Pirates
このユニットは、幼なじみである大野 愛さん(キャプテン AI)とキムさん(コマンダー KIM)によって2018年に結成されました。彼らの目指したのは、アートを通じて海の魅力を広めること。彼ら自身が持つ横浜市立港中学校の美術部時代の絆が、このユニット名に深く結びついています。
キャプテン AI(大野 愛)
横浜出身の油彩画家である大野さんは、港の日常風景や船をモチーフにした色彩豊かな「シマシマ画」で知られています。彼女の作品は、世界の多様性や価値観をストライプで表現する独自性が魅力です。また、音楽とのコラボレーションも多く行い、展示の幅を広げています。Instagramでも人気を博し、メディアにも多数出演しています。
コマンダー KIM(キム)
韓国生まれで横浜育ちのキムさんは、写真に独自の視点を加え、絵画のような作品へと昇華しています。写真だけでなく、絵画や木工、彫刻、革細工といった多岐にわたる分野での創作活動を行っています。
航海士 なみ
人気漫画『ONE PIECE』のナミに憧れ、実際の帆船航海士としての道を歩んでいる杉本 なみさん。海での体験をもとに作品を展開し、独特の視点で「海の記録」を表現しています。特別なワークショップを通じて、訪問者にリアルな航海の楽しさを伝えます。
特別イベントのご紹介
7月20日には、特別イベントが開催されます。航海士なみさんによるロープワークのワークショップが行われ、参加者はロープを使った技術や道具の使い方を学ぶことができ、作成したミニロープマットを持ち帰ることができます。参加費は500円で、予約が必要なので早めの申し込みが必須です。
さらに、MARIERIKAによるサマーコンサートも展示空間で行われ、クラシックとポップスを融合させた新しい音楽体験が提供されます。演奏の前には予約などの詳細情報が必要ですので、チェックしてみてください。
展示の思い
PORT ART PIRATES展は、ただの展示ではなく、訪れる人々が海賊の秘密の入江に辿り着き、自らのお宝を発見するような空間を目指しています。アートそのものだけでなく、展示の雰囲気を楽しみ、海賊気分を味わえることでしょう。Port Art Piratesの皆さんの待望の作品がどのように現れるのか、期待が高まります。
このユニークな展示は、アート経験が豊富な方もそうでない方も楽しめる内容となっているため、ぜひご家族や友人と一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。アートの旅が、心の深いところに響くことでしょう。