環境に優しいトレイルランイベント「Mt.FUJI100 2025」が開催される理由とその魅力

トレイルランの魅力を感じる「Mt.FUJI100 2025」

2025年に行われる「Mt.FUJI100」は、静岡県と山梨県を舞台にし、4月25日から27日にかけて開催される世界的なトレイルランニングレースです。特に注目すべきは、株式会社ゴールドウインが展開する「ザ・ノース・フェイス」が特別協賛として参加している点です。これにより、ランナーや観客にとって新たな魅力が加わることは間違いありません。

新カテゴリーの導入と国際的な参加者

今年度は、従来の「FUJI100mi」と「KAI70k」に加え、新たに「ASUMI40k」カテゴリーが設けられます。この変更により、より多くの参加者がトレイルランニングを楽しめる機会が生まれました。また、過去最多となる45の国と地域から選手が集まり、特にアジア地域からの参加者は約530人にのぼります。これはアジアにおけるトレイルランニングの人気を示すものです。国境を越えた交流は、トレイルランニングの魅力を広める重要な機会となっています。

環境への意識が高まる取り組み

本大会では、環境保護を目的としたさまざまな取り組みも行われます。特に注目すべきは、「EXPLORE SOURCE」という独自の循環型アップサイクルプロジェクトです。このプロジェクトでは、不要となった衣服が新しい製品に生まれ変わることを目指しており、参加者にはそのリサイクル繊維を使用した記念Tシャツが贈られます。

回収ボックスの設置

会場内には、参加者と来場者からの不要な衣類を集めるための回収ボックスも設置されます。これによって、収集された衣類は再利用され、新たな製品に生まれ変わる予定です。同様に、シューズの回収プログラムも実施されており、集められたシューズは非営利団体Soles4Soulsを通じてリユースされ、社会貢献にもつながります。

トレイルランナー向けの新商品

さらに、会場では初めて「VECTIV 3.0」トレイルランニングシューズの試し履きができるブースが設けられ、多くのランナーから注目を集めています。このシューズは、昨年の大会で多くの上位入賞者が着用し、そのパフォーマンスが好評でした。

特別なドームテントの設置

今年も「TNF Shop Dome Tent」と「TNF Cafe Dome Tent」という2つのドーム型テントが設置され、多彩なイベントが予定されています。「TNF Shop Dome Tent」では特別商品が販売され、「TNF Cafe Dome Tent」では様々なトークイベントや講座が設けられ、訪れる人々を楽しませることが期待されています。