8月度スカパー!サヨナラ賞、村上と頓宮が受賞！

8月度スカパー!サヨナラ賞受賞選手決定！

2023年8月度の「スカパー!サヨナラ賞」が発表され、セ・リーグから村上宗隆選手（東京ヤクルトスワローズ）、パ・リーグから頓宮裕真選手（オリックス・バファローズ）が選ばれました。この賞は、月間を通じて最も印象的なサヨナラホームランやサヨナラ打を放った選手に贈られるもので、受賞者にはトロフィーと賞金30万円が贈呈されます。

受賞選手インタビュー

8月12日、村上選手が遺した印象的なプレーが大きな話題となりました。神宮球場で行われた試合で、横浜DeNA戦の9回裏、無死一塁という緊迫した状況で、村上選手はバックスクリーン直撃のサヨナラ2点本塁打を放ちました。「嬉しいです。これまでもサヨナラホームランを打ったことはあったけれど、賞を貰えたのは初めてです」と彼の言葉は、受賞の喜びを如実に伝えています。打席では、次に繋げることを意識しながら、自身のバッティングを貫くことに集中していたと言います。

一方、頓宮選手も8月1日、京セラD大阪で行われた試合での逆転サヨナラ3点本塁打が評価され、受賞の栄誉を手にしました。1点差で劣勢という状況から、9回裏の重要な局面で彼は力強いスイングを見せ、「勝ちに繋がる1打をチームに送れたのが嬉しい」とコメント。ホームランを放った後、一塁手前で転倒するハプニングもありましたが、大事に至らなかったことにほっと胸を撫で下ろしたようです。

受賞プレーの詳細

村上宗隆選手のヒーロー劇

セ・リーグの受賞者、村上選手はこのシーズン中、各所で期待されていた選手として知られています。横浜DeNAとの試合では、まず自ら二塁打を打ち先制点を奪ったものの、その後一度は同点に追いつかれ、勝負は最終回の9回裏に持ち込まれました。そして、チャンスが訪れた時、彼は豪快な打撃を披露しました。「これこそが自分の役割」と感じていた彼が放った打球は、驚くほどの飛距離でバックスクリーンへ。チームはこのサヨナラホームランによって勝利を手にしました。この試合での活躍は、村上選手の能力を改めて示し、ファンに強い印象を与えた瞬間でした。

頓宮裕真選手の逆転劇

一方、頓宮選手はオリックスの試合において、9回裏で劇的なサヨナラ本塁打を記録しました。1対2で負けていた状況から、左翼席への一発で逆転勝利をもたらしました。「これが最初のサヨナラ本塁打」と振り返る彼ですが、この一打がチームを勝利に導いたことに彼の満足感が溢れます。一死二、三塁という追い込まれた状況で見事な集中力を発揮した頓宮選手の姿は、まさに勝負強さの象徴と言えるでしょう。この試合もまた、オリックスにとって記憶に残るものとなりました。

月間「スカパー!サヨナラ賞」とは

この賞は、スカパー!が2012年から協賛して始まったもので、毎月のプロ野球の試合において最もインパクトのあるサヨナラ打を放った選手に授与されます。多くのファンに向けて、日本のプロ野球の魅力を発信し続けるための一環として、高い評価を受ける選手を表彰しています。また、過去にはサヨナラ本塁打だけでなく、サヨナラ安打を放った選手にも同様のタイトルが手渡されています。

これからも、選手たちの素晴らしいプレーに期待が寄せられるプロ野球。サヨナラの興奮は毎試合必見です！