BooostがJAPIAの講演会に登壇
Booost株式会社は、日本自動車部品工業会(JAPIA)が主催する講演会に参加し、自社のサステナビリティERP「booost Sustainability」の重要性を紹介する。
サステナビリティの急務
サステナビリティ情報の開示が求められる中、特に自動車業界ではOEM(完成車メーカー)が部品メーカーに対して排出量データの提出を要請する声が高まっている。この背景には、SSBJをはじめとする非財務情報開示基準の策定があり、企業側の対応が求められている。
Booostは、JAPIAに昨年加盟し、サプライチェーンにおける実務支援を強化している。自動車の特性上、多数の部品で成り立っているため、部品サプライヤーによる正確なデータ管理は、自動車全体の開示にとって非常に重要だ。
講演の内容
登壇するのはBooost株式会社の代表取締役、青井宏憲氏とドメインエキスパート部のフェロー、植村哲士氏。彼らは、SSBJ基準が業界にもたらす影響やScope3要求の拡大について詳しく説明する。
具体的には、排出量の可視化をどのように進めるか、OEMやTier1との連携体制の構築、サプライチェーン全体での実務や準備についてのポイントを解説する。この講演は、サプライチェーンの全体的な効率性を高め、企業の競争力を強化するための実践的な知見が提供される予定だ。
Booostの取り組み
Booostは、サステナビリティERP「booost Sustainability」を通じて、企業が持続可能な成長を遂げるための支援を行っている。このプラットフォームは、国際基準に準拠した環境・社会・ガバナンスに関するデータの収集から開示までを一貫して自動化しており、高い実務対応力を誇る。
特に、企業が環境に配慮した経営を行う上で必要不可欠なデータがリアルタイムで利用可能になる。また、Booostは業種に応じた特化型のソリューションを提供し、製造業や物流、自動車業界など、さまざまなニーズに応じたサステナビリティ対策を支援している。
今後の展望
Booostが推進する「日本をSX先進国へ」プロジェクトは、サステナビリティ関連の情報開示を通じて企業価値の向上を目指す取り組みだ。特に、サステナビリティ2026問題に対する解決策を提供し、国内外での競争力強化を図っている。
講演会は2025年12月3日に東京都港区のJAPIA会議室で開催され、Webセミナー形式でも参加可能。参加費は無料で、事前申し込みが必要だ。この機会にサステナビリティに関心のある方々はぜひ参加してほしい。詳しい情報はJAPIAの公式ページをご覧ください。