ザスパ群馬のトップチームが安全運転と応急救護を学ぶ研修実施

ザスパ群馬、トップチームの安全運転研修を実施

3月20日、ザスパ群馬はトップチームの選手及びスタッフを対象に、安全運転研修と応急救護研修を行いました。この研修は、群馬県の交通安全意識を高めることを目的に実施されました。

安全運転研修の内容

研修は、群馬安全教育センターから講師を招いての座学形式で実施されました。受講者は、日常の運転で注意が必要なポイントを明確に理解することができました。特に、事故が起きやすい場所や時間帯についてのデータを基にした説明は、受講者の理解を深めました。

さらに、最近増加傾向にある「ながらスマホ」についても言及があり、運転中の不注意がどのようなリスクを伴うかを再確認する重要な機会となりました。これを機に、選手たちは自身の運転スタイルを見直すことが求められます。

応急救護研修の実施

次に行われた応急救護研修では、AED（自動体外式除細動器）の使用方法を、実際のデモ機を通じて学びました。参加者は、緊急時にも適切にAEDを使用できるよう、事前に知識を深めておくことの重要性を実感したことでしょう。

胸骨圧迫（心臓マッサージ）の実技教習も行われ、選手たちはその難しさに直面しました。これにより、緊急時には複数名で協力して行動することが必要であると再認識しました。

地域における交通安全啓発

群馬県では、令和6年の交通事故発生件数が59,598件に上っており、地域の交通安全確保は喫緊の課題です。ザスパ群馬では、選手とスタッフの交通安全意識を高めるだけでなく、地域全体に向けた交通安全啓発活動にも積極的に取り組んでいく所存です。

この取り組みは、地域の安全を守るだけでなく、選手たち自身の生活にも良い影響をもたらすことを期待しています。

AEDの設置情報

「GCCザスパーク」のAEDは、1階の東棟・管理事務室の受付横に設置されています。万が一の事態に備え、積極的に利用してほしいと思います。

群馬安全教育センターの概要

群馬安全教育センターは、1963年に設立され、自動車教習所の運営や労働安全衛生法に基づくフォークリフト技能講習なども行っています。地域の安全文化を育むため、日々の教育活動に力を注ぎ続けています。

私たちの生活に密接に関わる交通安全の意識を高めるこの取り組みが、より多くの人々へと広がっていくことを願っています。