ライジングゼファーフクオカがB.LEAGUE西地区優勝を達成
2025年4月5日、ライジングゼファーフクオカはバンビシャス奈良との対戦に勝利し、5試合を残して2024-2025シーズンのBリーグB2西地区優勝を決定しました。これは、2017-18シーズン以来の快挙であり、チームの新たな歴史を刻む瞬間でもあります。
このシーズンは、2024年10月5日に始まり、合計60試合(ホーム30試合、アウェー30試合)が行われます。西地区には、ライジングゼファーフクオカのほかに、鹿児島レブナイズや熊本ヴォルターズ、神戸ストークスなどの強豪がひしめき合う中、熾烈な戦いを繰り広げました。
躍進の背景
開幕戦では鹿児島レブナイズをアウェーで迎えるも出だしは厳しく、2連敗というスタートとなりました。しかし、ホーム開幕戦で熊本ヴォルターズに勝利し、その後も競り合いを重ねる中で、徐々にチームの結束力が増していきました。特に、加入した新戦力たちがチームに素晴らしい影響を与え、12月には遂に13連勝を達成。
19連勝の快挙
12月29日に神戸ストークスに敗れるまでの19連勝は、クラブ新記録として歴史に名を刻みました。ライジングゼファーは、この連勝中も多くの逆境に直面しましたが、選手たちは次々にこれを乗り越え、チームとしての強さを証明していきました。
ヘッドコーチ浜口炎の思い
西地区優勝を達成した浜口ヘッドコーチは、「選手たちの頑張りとコーチ陣のサポートがあったからこそ、この結果に結びついた」とコメント。また、レギュラーシーズンにおける優勝の意義についても、「プレーオフとは別に最も価値があるもの」と語りました。これは、選手たちの総合力が示された証でもあります。
プレリーグとプレーオフへの準備
優勝を果たした後も、チームは新たな目標へ向けて着実に準備を進めており、5月4日から始まるB2プレーオフに向けた戦略を練り始めています。特に、ディフェンスとリバウンドの重要性を強調し、練習に取り組む姿勢は、これからの戦いへの決意を感じさせます。
厳しいライバルとの戦い
シーズン中、ライジングゼファーは鹿児島レブナイズとの重要な試合でも強さを見せつけました。2月には、逆転劇を演じ、シーズン最多来場者数を記録するなど、ファンを魅了する名勝負が続きました。優勝の道程には歓喜と涙、数々のドラマが織り交ざっています。
シーズンの締めくくり
レギュラーシーズンの最終戦に向けて、ライジングゼファーフクオカは、「強い形でフィニッシュしたい」との思いを胸に、残りの試合にも全力で臨む姿勢を見せています。次なるステージであるプレーオフでの健闘が期待される中、ライジングゼファーの戦士たちがどのような戦いを展開するのか、熱い視線が注がれています。これは、ただの勝敗を超えた物語であり、多くのファンの心をつかむことでしょう。
ライジングゼファーフクオカの今後の活躍に期待が高まります。プレーオフでのさらなる盛り上がりと感動のドラマを楽しみにしているファンも多いことでしょう。これからの試合も要注目です!