新アニメスタジオ誕生
2025-09-03 00:38:53

新たなアニメーションスタジオSTUDIO GRAPH77が設立!藤本タツキの作品をアニメ化

FLAGSHIP LINEが新たなアニメーションスタジオを設立



日本のアニメーション界に新たな風を吹き込むべく、FLAGSHIP LINE株式会社が新しいアニメーション制作スタジオ「STUDIO GRAPH77」を設立しました。この新スタジオは日本のアニメーションの伝統を受け継ぎながら、次の世代に向けた物語の創出を目指しています。スタジオの設立に伴い、同社の代表取締役社長、松村一人氏は、クリエイターが安心して創作に集中できる環境を整えること、そして次世代のアニメーターを育成することの重要性を強調しました。

松村社長は、作品一つ一つに真剣に取り組むことの重要性を語り、携わる全てのクリエイターが誇りを持てる現場づくりを目指すとした。特に、未来のクリエイターたちにとっての教育の場を提供し、彼らが自信を持って挑戦し成長できる環境を整えることに注力する意向を示しました。

新スタジオの記念すべき第一弾作品は『藤本タツキ 17-26「シカク」』



STUDIO GRAPH77の旗揚げを象徴する作品として発表されたのが、著名漫画家藤本タツキの短編作品集『藤本タツキ 17-26「シカク」』です。この作品は、藤本タツキが17歳から26歳までに描いた短編をアニメ化したもので、計8作品が集められています。
これらの短編作品は、それぞれ異なる監督が手掛け、個性豊かなアニメーションスタイルで描かれる予定です。

これまでに『ファイアパンチ』や『チェンソーマン』などのヒット作を生み出してきた藤本タツキ。彼の独特な視点やエッジの効いたキャラクター造形、心を打つストーリー展開は、国内外で多くのファンを魅了しています。この新たな作品は、既に多くの期待が寄せられており、11月8日(土)からPrime Videoで世界独占配信がスタートします。

『シカク』の内容に迫る



作品の一つ『シカク』は、殺し屋の少女と3500年の時を超えて生きる吸血鬼との奇妙な関係を描いています。少女シカクは、吸血鬼に自分を殺すように依頼され、物語はそこから大きな展開を見せます。他にも、思春期の衝動を描いた「佐々木くんが銃弾止めた」や、恋心が宇宙規模で暴走するSFラブコメ「恋は盲目」、人魚と少年の恋の物語を描いた「人魚ラプソディ」など、テーマやスタイルが多種多様な8作品が一つのアニメシリーズにまとまります。

豪華なスタッフとキャスト



『藤本タツキ 17-26「シカク」』の監督は、テレビアニメ『Paradox Live THE ANIMATION』や『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』などを手掛けた安藤尚也氏が務めます。その若い才能によって、スタジオの新たな旗印となるべく意欲的な作品が期待されています。キャラクターの声を担当するには、人気声優の花澤香菜がシカク役、杉田智和が吸血鬼ユゲル役に決まっています。

新しいアニメーションの幕開けとして注目を集めるSTUDIO GRAPH77と、藤本タツキが織りなす『シカク』、この作品がどのような物語を届けてくれるのか、期待が高まるばかりです。今後の展開にぜひ、ご注目ください。

この事業を支える会社の概要



FLAGSHIP LINE株式会社は、2018年に設立された企業で、アニメコンテンツの企画及び制作を主な業務として行っています。主な株主にはエイベックス・ピクチャーズが名を連ね、アニメ業界の中でも大きな役割を果たしています。新たなアニメスタジオ「STUDIO GRAPH77」の誕生により、今後アニメ作品のさらなる多様化と進化が期待されます。


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