大分県大会での熱戦の模様
2025年10月12日、大分県で行われた『スポGOMI甲子園2025 大分県大会』。この大会は、15~18歳の高校生が3人1組のチームを結成し、ルールに従って指定エリア内のごみを拾い、その質と量を競うものです。今年は全13チーム、39名の参加者がありました。
参加者たちの奮闘
大会当日は、参加者たちが限られた時間内に懸命にごみを収集しました。その結果、全体で26.71kgものごみが集まり、特に地域の環境状態が意識される瞬間となりました。大分県は「おんせん県」として知られ、自然が豊かな地域ですが、全体がきれいに見える中にも、側溝や公園の隅にそっと隠れたごみがあることを再認識させる結果となりました。
優勝チーム「ばすたーs」の快挙
大会の結果は、「ばすたーs」が1,013ポイントで見事優勝を果たしました。このチームは、前年度の優勝チームとしての経験を生かし、全体のごみ量3.63kgを拾い上げて、他のチームに39ポイントの差をつけての勝利となりました。これにより、11月30日東京で行われる全国大会への期待が高まります。
優勝後のコメントでは、「このエリアでこれだけ多くのごみがあったことに驚いた。全国大会でも一生懸命ごみを拾って優勝します!」との意気込みを語っています。
スポGOMI甲子園の意義
『スポGOMI甲子園』は、単なるごみ拾いではなく、海洋ごみ問題の深刻さを知り、次世代に美しい環境を残すための教育的側面も持っています。日本財団スポGOMI連盟が主催し、ごみ拾いをスポーツと捉えるこの活動は、仲間と共に体を動かしながら、環境に対する意識を高める大切な機会を提供しています。
未来へ向けた一歩
2025年の大会は今年で6回目を迎え、これまで以上に多くの人々の関心を集めています。日本全体での環境問題に対する意識を高めるためにも、このようなイベントの重要性はますます増していくことでしょう。高校生たちが競い合いながら、未来へ向けて何ができるのかを考えるきっかけとなるこの大会は、環境への貢献を見据えた新たな挑戦の場でもあります。
まとめ
『スポGOMI甲子園2025 大分県大会』では、多くの高校生が参加し、環境問題について考え、行動を起こすことの大切さを学びました。優勝チーム「ばすたーs」の今後の活躍にも期待大です。次回の全国大会に向けて、彼らの活躍に目が離せません。