明治学院大学、箱根駅伝本選出場を目指す新たな挑戦の記録

明治学院大学は、2028年度に箱根駅伝の本選出場を目指すプロジェクト「Road to HAKONE 2028」を進行中です。この取り組みの一環として、2025年5月と6月の陸上競技部長距離ブロックの活動報告が公開されました。

全国男鹿駅伝競走大会での活躍

2025年6月28日には、全国男鹿駅伝競走大会第55回大学大会が開催されました。明治学院大学はAチームとBチームに分かれて参加し、Aチームの高橋歩夢選手が7区を走り切り、41分25秒で区間賞を獲得しました。

高橋選手は、アンカーとしての役割を全うし、後方から前の選手を徐々に追い詰めていくことを意識して走りました。彼は、他の選手が暑さに影響を受けている中、自身の力を発揮できたことがラッキーだと感じており、チームの成長を促すことを願っています。

Aチームの記録

- 総合順位: 8位
- 総合タイム: 3:25:20
- 記録詳細:

- 1区: 加藤滉隆 (27:10/区間7位)
- 2区: 山本昂輝 (20:04/区間9位)
- 3区: 橋本龍征 (24:48/区間9位)
- 4区: 中村柊斗 (28:59/区間9位)
- 5区: 関野大空 (24:36/区間7位)
- 6区: 鈴木陽 (39:14/区間10位)
- 7区: 高橋歩夢 (40:25/区間賞)

Bチームもその実力を示し、総合で10位と評価されました。選手たちは次の挑戦を見据えています。

2025函館マラソンの挑戦

続いて、6月29日には2025函館マラソンが行われ、明治学院大学から3名の選手が出場しました。請井快星選手が自己ベスト記録を更新する中で、6月29日には1時間4分25秒でゴールし41着となりました。これにより、彼は自己の成長を実感し、今後の練習に生かす意欲を示しました。

新設された選手専用寮

さらに、2025年3月には新たに選手専用の学生寮が設立され、選手たちはそこで快適な生活を送っています。広松大和選手は、寮生活を通じて仲間との絆を深め、互いに刺激を与え合う日々を表現しています。若月涼真選手は、志を同じくする仲間が身近にいる環境が自身のモチベーションを高めていると語ります。

地域との関わり

最後に、2025年5月の「戸塚まつり」では、地域の子どもたちとのミニ記録会を開催しました。大学祭の一環として、参加者は走り方のアドバイスを受け、50メートル走の記録を競い合いました。

まとめ

明治学院大学は、長期的なビジョンを持ち、陸上競技部に関して様々な活動を展開しています。Box連携や地域との交流を大切にしながら、選手たちが自主的に成長する場を提供し、2028年の箱根駅伝本選出場へ向けた着実なステップを進めています。このプロジェクトの取り組みは、学生たちの未来に明るい道を切り開くことでしょう。