東京山九フェニックスの地域との連携
東京山九フェニックスは、女子ラグビーチームとして東京を拠点に活動し、地域活性化にも大きく寄与しています。この度、代々木八幡商店街と手を組み、フラッグ掲出の取り組みを新たに開始しました。2025年にかけてこのコラボレーションを深化させ、地域全体を巻き込んだイベントを展開予定です。
小田急線沿いの連携
代々木八幡商店街は、小田急線「代々木八幡駅」と千代田線「代々木公園駅」に近く、スポーツイベントを通じて地域の顔となっています。小学生向けに開かれている「フェニックスアカデミー」や、過去にチームのグラウンドとして使用されていた富ヶ谷小学校の影響もあり、地域のつながりは深いものでした。
フラッグ掲出の歴史
このフラッグ掲出の活動は、2017年に遡ります。当初、商店街の会長が主導し、街路灯にチームのフラッグが掲出されたことで、地域の人々にチームの存在をアピールする機会が生まれました。しかし、その後は新型コロナウイルスの影響を受け、活動が制限されてしまっていました。
約8年ぶりの再ファラッグ掲出となる今回は、代々木八幡商店会の副会長であり、スポンサーでもある株式会社グリニッジ・ワークスの伊藤和美氏からお声がけをいただき、地域との関係を再構築する意義深い機会になりました。
選手デザインフラッグ
掲出された新しいフラッグは、選手でありデザイナーでもある岸本彩華選手によるデザインです。彼女は、チームのカラーである「フェニックスレッド」を基に、“またフェニックスが帰ってきた”という温かさと力強さを表現しました。このフラッグはチームの新たな象徴として、地域の人たちに愛されるデザインとなっています。
地域の期待と夢
伊藤氏は今回の取り組みについて、「東京山九フェニックスさんの地域に根差した活動に大いに影響を受けています。このフラッグがある代々木八幡商店街で日本一4連覇を果たした際の優勝パレードを実現したい」とコメントしています。この言葉からも、地域の期待感が伝わってきます。
四宮代表の思い
東京山九フェニックスの四宮洋平代表も、「地域活性化に向けた取り組みを進め、スポーツを通じた人と地域の結びつきを更に深めていきたい」と語っています。代々木八幡商店街は、「歴史ある店舗」と「新しい文化」が共存する場所であり、地域の魅力を多くの人に広めることがその使命です。
今後の展望
今後、東京山九フェニックスは、商店街との連携を強化しながら、次世代アスリートの育成やスポーツ文化の発信にも力を入れていきます。この取り組みは、地域が一体となって未来を見据え、塗り替えることのできるチャンスです。2025年に予定されているイベントは、その第一歩であり、多くの地域住民や訪問者に楽しんでもらいたい展望が広がっています。
イベント概要
- - 実施日: 2025年11月1日(土)10:00〜
- - 場所: 代々木八幡商店街(東京都渋谷区)
このフラッグ掲出を通じて、東京山九フェニックスがスポーツを通じて生まれる新たな絆と地域活性化を実現することを期待し、これからの活動に注目していきましょう。
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