サンバと平和の祭典
2025-02-13 11:12:12

リオでサンバを響かせる!日本ブラジル外交130周年の祝福

日本とブラジルの文化交流を祝うサンバ



2025年3月2日、ブラジル・リオデジャネイロのカーニバルに、日本のサンバチーム「Quer Swingar Vem Pra Cá」が登場します。このチームは、ブラジルと日本の外交関係樹立130周年を祝う一環として、「平和」をテーマにした演奏を行います。このカーニバルへの参加は、彼らにとって6年連続の出場となりますが、その異国の地で音楽を通じて交わる瞬間が期待されています。

カーニバルでの独自の役割


このイベントでの日本のチームの存在は非常に特異で、他の日本の団体が同様に参加する例はありません。そのため、彼らの演奏は現地の人々にとって新鮮であり、音楽を通じた文化交流の象徴とも言えます。特に、サンバの本場であるリオで、彼らがどのように日本の文化を伝え、リオの伝統的なサンバと融合させるのかが注目されます。

事前準備とリハーサル


「Quer Swingar Vem Pra Cá」は、2018年からこのプロジェクトを開始し、今年も約11名の日本のメンバーが参加する予定です。彼らはリアルタイムで現地のサンバ文化に触れることで、サンバの背後にある歴史や地域社会を学び、体感する貴重な機会を得ます。

また、現地のブラジル人メンバーとの共同作業で新しいオリジナルサンバ楽曲の制作やレコーディングも行い、日本のファンにその成果を持ち帰る計画です。

メッセージとテーマ


2025年のテーマ「平和」は、過去の大きな戦争とその後の混乱が続く現代社会において、皆が幸せに生活できる世界の実現を願ったものです。特に、リオでは貧困や治安の問題が深刻で、サンバ文化が直面する課題を意識しなければなりません。団体の代表である宮澤摩周は、サンバは単なる音楽やレクリエーションではなく、人々の生活と密接に結びつく文化であると強調しています。このメッセージをカーニバルを通じて伝え、多くの人々と共有することを目指しています。

友好交流の年としての意義


このプロジェクトは「日本ブラジル友好交流年」にも認定されており、両国の交流を促進する役割を担っています。1895年に調印された「日ブラジル修好通商航海条約」に由来し、2025年はそんな交流が始まって130年という節目の年です。「Quer Swingar Vem Pra Cá」は、その伝統に由来して、次世代へと文化を繋いでいこうとしています。

期待される影響


期待されるのは、リオデジャネイロでのパフォーマンスが、日本国内におけるサンバへの理解を深め、文化交流の橋渡しとなることです。両国の人々が感じる「文化の違い」を超えた友情や理解が育まれることを期待しています。このような活動が、ただのカーニバルではなく、深い文化的意義を持つイベントとなることを願ってやみません。

このカーニバルへの参加は、Quer Swingar Vem Pra Cáとそのメンバーにとっても特別な意味を持つことは間違いありません。彼らはリオの街で平和のサンバを響かせることで、文化交流を促進し、国境を越えた絆を築いていくのです。


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