Pestalozzi Technologyの栄光！優秀発表賞受賞の背景と意義

栄誉の瞬間！Pestalozzi Technologyが優秀発表賞を受賞

Pestalozzi Technology株式会社（本社：東京都新宿区、CEO 井上友綱）は、最近行われた日本体育測定評価学会第24回大会において、見事に優秀発表賞を受賞しました。これは同社が掲げる「運動データを価値あるものに」というパーパスの実現に向けた研究の成果が高く評価された結果です。

研究の背景

現代社会において、人々の生活に密接に関わる運動や健康データの重要性は増しています。特にAI技術の進展とともに、認知能力に加え、非認知能力の重要性も広く認識されるようになりました。非認知能力の一つである根気尺度（Grit）は、子どもたちの成長において大きな役割を果たすとされ、スポーツとの関連性についても多くの研究が進められています。

Pestalozzi Technologyでは2023年度から本格的に健康・運動データを基にした研究をスタートし、2024年度には「日本健康・運動データ総合研究所」という社内研究機関を設立しました。この研究機関を通じて、運動能力と根気尺度の関係を数千人を 대상으로詳しく分析しました。

研究成果の概要

研究の結果、以下の2つの重要な発見が得られました。

1. 運動能力と根気尺度の関係性
研究では、小学生および中学生の男子で、運動能力の高い群と低い群でGritに有意な差が見られました。女子でも複数の学年で同様の傾向が確認され、この結果から運動やスポーツが根気尺度を高める上で有用であることが示されたのです。

2. 新体力テストの影響
新体力テストの種目別に、男女ともに小学校低学年と中学年以上で影響を与える項目が異なることが分かりました。特に中学年以上では、シャトルランが根気尺度に与える影響が顕著でした。このことが、異なる年齢層での身体的および非認知能力の発達段階の違いを示唆しています。

受賞者からのメッセージ

この度の栄誉をPestalozzi Technologyが得られたことは、同社にとって大きな励みとなり、実務から生まれた研究活動が学術的に評価されることの意義を再確認させるものでした。主任研究員の神舘盛充は、「この研究の裏には、早稲田大学の金岡恒治先生や森戸剛史先生など多くの関係者の協力があった。感謝の気持ちを伝えたい」と話しています。

企業の研究成果が教育現場や施策に貢献することは、子どもたちの健やかな成長をサポートする上で極めて重要です。Pestalozzi Technologyは今後もこの研究を発展させ続け、地域や学校への具体的な政策提案を行うことを目指しています。