介護士の榊間みどり選手がベンチプレスアジア大会制覇
滋賀県大津市にある「かたた駅前翔裕館」で介護士としてデイサービスを行っている榊間みどり選手が、アジアエクイップ・クラシックベンチプレス選手権大会で見事な成果を上げ、アジアでの60代部門のトップに輝きました。この大会は2024年9月にキルギスで開催され、榊間選手は自己最高の50キロを持ち上げ、競技者の中でも特に目立つ存在となりました。
コロナ禍をきっかけに始まった競技
榊間選手は、元々体を動かすことが好きで、仲間とフットサルを楽しんでいたと言います。しかし、コロナ禍の影響で個人でできるスポーツに目を向けた結果、ベンチプレスに挑戦することになりました。「介護士としての仕事では筋力や体力が必要なので、ちょうど良いと思いました」と話す彼女は、週に数回のトレーニングを欠かさず続けていました。
多忙な日常とトレーニング
介護士として夜勤もこなし、家庭では主婦として家事をこなすなど多忙な毎日を送る榊間選手ですが、トレーニングを通じて自分の限界を突破していきました。本格的に競技をスタートさせたのは2023年11月のこと。地域の大会での成功を経て、全国大会でも好成績を収め、ついにアジア大会に進出しました。その後、見事に競技を制し、榊間選手は周囲の期待を一身に背負う形でトップに立つことができました。
職場からの応援と驚き
「かたた駅前翔裕館」の施設長、田中隆士氏は、「榊間さんの成功に驚きました。彼女は普段は非常に優しく真面目な職員で、周りのみんなが応援していたのですが、まさかアジアでトップに輝くとは思っていませんでした」と語っています。単なる介護士としてだけでなく、特技を活かして全国で活躍する彼女は、施設内でも特に目立つ存在となっています。
榊間選手の活躍は、かたた駅前翔裕館の他の職員にも良い影響を与え、介護職とスポーツを両立させようとする姿勢に、多くの入居者が喜びを感じています。
放送予定と大会概要
榊間選手の活躍する姿は、1月21日18時半から19時までNHKの滋賀エリアで放送される予定です。この特集で、彼女のトレーニングの様子や感情の変化に迫る内容となっています。また、アジア大会の開催概要としては、2024年9月21日から28日の期間、キルギス共和国で行われます。
施設の特色
「翔裕館」では、高齢者向けの多様な介護サービスを展開している株式会社サンガジャパンが運営しています。全国各地の施設で、利用者を元気にするためのユニークな取り組みが行われており、職員が自主的に企画を提案したり、実行したりすることが奨励されています。これにより、介護士である榊間選手のように個々の職員が特技や趣味を生かして、更に活躍できる機会が創出されています。
最後に
榊間みどり選手の成功は、ただの偶然ではなく、日々の努力の賜物です。介護職という重要な役割を担いながら、スポーツ競技でも頂点を極める姿は、今後の職業選択や人生観に多大な影響を与えることでしょう。これからの彼女の活躍に、ますます目が離せません。