デザート購入先に見える新たなトレンド
長引く物価高騰により、私たちの生活様式は日々変わりつつありますが、その中でもデザート類の購入動向が変化を遂げています。マクロミルの最新調査によると、スイーツの購入先としてのスーパーの地位は依然として堅固ですが、ドラッグストアが急成長を見せ、コンビニエンスストアの位置が後退しています。
スイーツの購買金額の増加
2018年からの7年間で、スイーツカテゴリ全体の購買金額は28%も増加しました。特に生菓子や半生菓子が好調で、前年と比較して生菓子は39.2%、半生菓子は29.3%の増加を記録しています。しかし、デザート類は11.7%増にとどまり、その成長には緩やかさも見えています。その一因は、原材料費や流通コストの高騰にあります。
デザート価格の上昇
デザート類の平均単価は2018年から26.7%上昇しており、プリンやゼリーは特にその影響を受けていることがわかります。この価格上昇の背景には、冷蔵流通に必要な管理コストの上昇も挙げられています。これにより、消費者は高価格帯の商品を手にすることが増えているのです。
高価格帯の人気
さらに興味深いのは、デザート類の購入金額が114%も伸びる高価格帯が増加している点です。特に、共働き子育て世帯がこの高価格帯デザートに注目しており、忙しい日常の中で自分へのご褒美や家族の特別な時間を求めていることがわかります。それに対して、シニア層や一般家庭は中価格帯のデザートを選ぶ傾向にあり、こちらも人気を集めています。
購入先の多様化
スイーツの購入先は、これまでの定番から多様化しています。スーパーマーケットが依然として人気ではありますが、ドラッグストアは53%増という急成長を見せ、コンビニエンスストアは24%減少しました。この背景には、コンビニの購入率が22.2%も減少したことが影響しています。ドラッグストアが安価で高品質なデザートを扱うことに成功したことが、消費者の心を掴んでいると言えるでしょう。
未来への期待
デザート類の市場は、消費者のライフスタイルや嗜好の変化を反映しながら成長しています。高価格帯商品が増える中で、様々な購入先が新しい顧客層を獲得し、市場全体が活性化しています。これからのスイーツ市場も、目が離せない状況が続きそうです。若い親たちのライフスタイルや、シニア世代の嗜好、さらには購買先の新しい選択肢など、さまざまな要因が絡むこの市場の動向を注視していきたいですね。