EVトラックの未来
2025-04-16 17:58:21

EVトラック革命!ヤマト・モビリティとSBSホールディングスの初号車引き渡し

EVトラック革命!ヤマト・モビリティとSBSホールディングスの初号車引き渡し



近年、環境意識の高まりと共に、電動車両への関心が急速に高まっています。そんな中、ヤマト・モビリティ&Mfg.株式会社(以下「ヤマト・モビリティ」)とSBSホールディングス株式会社が共同で取り組むEVコンバージョントラックの開発が注目を集めています。この共同開発は、中古1.5トントラックを電動化する取り組みで、2025年には多くのトラックがEVトラックとして走ることになるでしょう。

EVコンバージョンの意義



ヤマト・モビリティは、環境負荷の低減を目指し、トラックのEV化を推進しています。最近、3社で進めていたEVコンバージョンに関する改造認可申請が無事認可され、ナンバーを取得したことは、特筆すべき成果です。特に、この申請は日本国内での小型トラックのEVコンバージョンとしては初のことです。これにより、さまざまな企業が新しい技術にアクセスし、持続可能な物流を実現する可能性が広がります。

初号車の引き渡し式



2025年4月15日、SBSホールディングスの本社にて初号車の引き渡し式が行われ、両社の代表が新たな一歩を踏み出しました。この引き渡し式は、ただの行事にとどまらず、EVトラックの普及に向けた重要な転機です。これによって、企業は新しい電動トラックを導入することが可能となり、結果としてCO2排出量の削減に寄与することが期待されています。

経済的なメリットと今後の展望



SBSグループは、EVコンバージョンによって、同型の新車の購入と比較して約3分の1の費用でトラックを導入できることを明らかにしました。これは、コスト削減だけでなく、環境意識の向上にもつながります。具体的には、現在72台のEV車両が走行しており、2025年上期中にはさらに20台以上を追加導入する計画があります。これにより、青空の下を走るEVトラックがより多くなることが予想されます。

実走行とデモ車の導入



ナンバー取得を受けて、今後は公道での実走行が行われる予定です。また、ヤマト・モビリティは新たなデモ車も用意し、他の企業からの要望にも応じて公道試乗に対応することになります。これにより、環境に配慮した物流の重要性を広く学んでもらえる機会が増えそうです。

業界全体のEV比率向上へ



3社は今後の取り組みを通じて、物流業界全体のEV化を進め、環境への負荷を低減していくことを意欲的に進めています。さらに、EV改造や整備に関するパートナー企業の全国的な募集も行い、事業のさらなる拡大を図る計画です。

今回の取り組みは、単なるトラックの電動化にとどまらず、持続可能な未来を目指す企業の姿勢を示すものです。環境保護と経済的合理性の両立を実現するEVトラックの普及が、今後どのように進展していくのか、ますます楽しみです。


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