名古屋で開催！中学生が手掛けるモータースポーツ体験型イベント「Connect Motors 2025」

名古屋にて開催された『Connect Motors 2025』

2025年8月24日（日）、名古屋市のFabCafe Nagoyaにて行われた体験型モータースポーツイベント『Connect Motors 2025』が話題を呼びました。このイベントは、中学3年生の城山真が主催し、地域創造プロジェクト「ねのね」の一環として展開されました。彼の熱意と地域貢献の思いが詰まったこのイベントは、合計94名の来場者を迎え、シミュレーターやVR体験、トークセッションといった多様なアクティビティで賑わいました。

開催概要と目的

『Connect Motors 2025』の企画の背景には、モータースポーツの魅力を多くの人に知ってもらいたいという純粋な思いがあります。主催者である城山真は、F1やデザインに魅了されている名古屋市在住の中学3年生。彼は地域創造拠点「Comone」で始動した「ねのね」プロジェクトの第1期メンバーとして、このイベントの実現に向けて動き出しました。クラウドファンディングを通じて329,000円を集め、地域企業や団体の協力を得ることで、充実したイベントを開催することができました。

当日の様子

イベント当日、94名の来場者が集まり、会場は活気に満ち溢れていました。参加者はレーシングシミュレーターやVR体験に夢中になり、長い列ができるほどの人気でした。特に、フォーミュラワンとGTの違いや、モータースポーツに関わる職業の紹介が印象的なトークセッションには、参加者から多くの質問が寄せられ、熱い議論が繰り広げられました。

登壇者には、加藤俊介氏、矢橋友宏氏、アダム・ハーグリーブス氏を迎え、「それぞれの視点から見たモータースポーツの魅力」というテーマでお話しいただきました。音や迫力、戦略性やデザインなど、多角的にモータースポーツの魅力が語られました。

今後の展望

「Connect Motors」は、年数回の定期開催を目指しています。次回の計画には、サーキット見学ツアーやカート体験イベントといった新たな試みが含まれており、実車展示やレーシング体験の拡充も考えています。また、公式サイトやSNSを通じて情報を発信し、ファンの拡大にも努めるとのことです。

支援者のご紹介

イベントの実現には、多くの方々のご支援がありました。特別協力をいただいたのは、レーシングシミュレーターショップKMR様とFabCafe Nagoya様で、会場提供や運営サポートを行ってくださいました。そして、クラウドファンディングで支援していただいた方々には、感謝の意を示す場としても位置づけられています。

主催者のプロフィール

城山真（Shiroyama Shin）は、名古屋市在住の中学3年生で、Gresham's Schoolに在学中。モータースポーツを愛し、F1観戦やデザインを趣味としています。彼は「Connect Motors」を立ち上げ、若者の視点からモータースポーツ文化の普及を目指して活動しています。InstagramやFacebookを通じて、彼の活動や考えをフォローすることもできます。

このように、参加することで幅広い世代がモータースポーツに触れ合うことができる貴重なイベントです。今後の計画に期待しながら、次回の開催を待ちたいと思います。