近年、卵の価格高騰が消費者の購買行動に大きな影響を与えています。この背景を探るため、株式会社mitorizが実施した調査結果をもとに、現在の卵購入の傾向や消費者の意識について詳しく分析していきます。
卵の価格高騰の実感
調査によると、卵を食べると回答した2,965人のうち89.5%が、卵の価格が以前よりも高くなったと感じていることが明らかになりました。この数値は少し減少したものの、依然として大多数が価格上昇を実感しています。
購入時の重視ポイント
卵を購入する際、最も重視されるのは「安さ」で73.7%がこの項目を挙げています。特に物価高の影響が強いため、価格を優先する傾向が顕著です。他の選択肢としては、味(53.0%)、賞味期限・消費期限(48.5%)が続いています。
購入場所の変化
卵の購入先としては93.7%が「スーパー」を選んでいますが、「ドラッグストア」の利用も29.5%に達し、年々増加傾向にあります。このことから、ドラッグストアを通じた卵購入が定着してきているようです。
購入行動の動向
最近の調査によると、消費者の間で「安く買える店を探す」が32.5%と最も多く、価格を気にせず購入するという行動は21.4%に減少しています。これにより、価格を意識した購入行動がより強まっていることが伺えます。
理想の価格と現実
消費者が実際に購入している卵の価格帯は39.0%が「200円〜249円」である一方、理想的な価格は8割以上が199円以下を望んでいるというギャップが明らかになりました。特に、100円〜149円を理想とする人が38.6%という結果も見逃せません。
高級卵への移行
卵の価格高騰を受けて、3割以上の人が高級卵を購入した経験があると回答しました。特に、40代以上の世代ではこの傾向が高まり、60代以上では34.5%が高級卵を購入したことがあると答えています。逆に、20代以下は52.5%が購入を検討したことさえないという結果が示されました。
レシート分析の結果
さらに、POB会員のレシートデータ分析から、卵の価格は2024年9月頃から再び上昇することが予測されていますが、ドラッグストアでの価格が最も低い傾向は続いています。具体的には、ドラッグストアでの卵の平均価格は185.8円、スーパーは204.6円というデータが挙げられました。
消費者の行動には変化がある
このように、消費者は卵の高騰が続く中で、選択肢を絞り、賢い購入方法を模索しています。お得な卵を見つけるためには、その時の市場状況を見ながら賢く選択することが必要です。これからも価格の変動に注目し、賢い選択をしていきましょう。