リトアニアオペラ初演
2026-07-24 17:30:38

リトアニアの現代オペラ『HAVE A GOOD DAY!』がロームシアター京都で日本初演

性と消費のパフォーマンス『HAVE A GOOD DAY!』の日本初演



リトアニアの現代オペラパフォーマンス『HAVE A GOOD DAY!』が2023年9月25日、ロームシアター京都にて待望の日本初演を迎えます。この作品は、2019年のヴェネチア・ビエンナーレで金獅子賞を受賞したアーティストたちによって手がけられ、世界中のオペラフェスティバルで多くの注目を集めてきました。

舞台設定とテーマ



本作は、現代の消費社会を象徴するスーパーマーケットを舞台にしています。「こんにちは!」「ありがとうございました!」「良い一日を!」といった機械的な言葉を口にする10人の店員たちの内面に迫ります。この作品は、「10人のレジ係、スーパーマーケットの音、ピアノのためのオペラ」という副題が示す通り、非常にミニマルな演出となっています。実際の消費商品は一切登場せず、蛍光灯の明滅や商品のスキャン音だけが響き渡ります。このような音響が観客の想像力をかきたてるのです。

現代を生きる私たちの縮図



歌われるアリアには、現代社会に生きる人々の様々な姿が描かれています。不安を抱える「新人」、異国で働く「移民の母」、日常に追われる「シングルマザー」、精神的危機を抱える「美術批評家」など、個々のドラマは静かに描写され、観客の心に響きます。作品は労働や消費の現場を通じて、私たちの社会の在り方を問い直すと同時に、個々の複雑な感情を浮かび上がらせる力を持っています。

他者とのつながりが希薄な現代、個々の孤独な呟きがやがて合唱へと昇華され、消費社会に対する皮肉やユーモア、そして詩的な美しさを演出します。

アーティストたちの背景



この現代オペラを創り出したのは、リトアニアを代表する女性アーティストたち、ヴァイヴァ・グライニテ(台本)、リナ・ラペリテ(作曲)、ルギーレ・バルズジュカイテ(演出・美術)の3名です。彼女たちの作品は、ドキュメンタリーとフィクションの境界を越え、観客に新たな視点を提供します。

ジョナス・メカスもこの作品を称賛し、「何も加えず、何も削らない、非常にシンプルで現実的な小さな傑作」とその魅力を絶賛しています。

公演情報



公演日: 2023年9月25日 (金) 19:00開演, 9月26日 (土) 14:00開演
会場: ロームシアター京都 サウスホール
上演時間: 約55分(休憩なし)
上演言語: リトアニア語
字幕: 日本語・英語

チケット情報



全席指定(税抜き)
一般: 6,000円 (会員価格: 5,400円)
ユース(29歳以下): 3,000円
18歳以下: 1,000円
(未就学児入場不可)

チケットの先行発売は2023年6月14日、一般発売は6月21日からです。オンラインチケットや問い合わせ先も随時告知されています。

この特別な現代オペラパフォーマンス『HAVE A GOOD DAY!』は、今の時代に対するメッセージを含み、観客に新たな視点を提示します。皆さんも、この貴重な機会に是非劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。


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