新たなゾンビ映画『ゾンビ1/2』制作決定！若手クリエイターたちの挑戦

映画『ゾンビ1/2 〜Right Side of the Living Dead〜』制作決定！

最新のゾンビ映画『ゾンビ1/2 〜Right Side of the Living Dead〜』の制作が決定し、そのキャスト情報も発表されました。本作は、ゾンビパンデミックの終息後、唯一理性を保った“半ゾンビ”が主人公の前代未聞のストーリーです。主演を務めるのは映画やドラマでの活躍が期待される芳村宗治郎、監督にはMMJ（メディアミックス・ジャパン）の新鋭、23歳の太田えりかが名を連ねています。

クリエイターたちの挑戦

本作は、映像制作の第一線を走り続けてきたMMJの新たなチャレンジとして、若手社員への劇場映画企画の制作機会を与えるプロジェクト「M CINEMA」の第2弾です。第一弾『V. MARIA』は大成功を収め、今回はB級映画ファンの柳沢太介がプロデューサーとして参加。自称ゾンビマニアの太田監督が自身初のメガホンを取ります。

また、柳沢プロデューサーは、「観てはいけないものを観てしまったあの頃の感覚を、観客にも体験してほしい」という思いを持って企画しています。こうしたクリエイターたちの原体験や若者ならではの視点が、本作にどのように活かされるのか期待が高まります。

あらすじ

物語の主人公は、新宮龍馬という会社員で、彼は最後の“半ゾンビ”。波風立てずに平穏な日常を送っていた彼ですが、ある日大学インターンの羽座目を噛んでしまい、たちまちゾンビパンデミックが勃発。混乱を収めようとするも、内気な性格の龍馬は行動に移せない……。こうした背景を持つ彼の成長と、周囲の人間との関係性が描かれることが予想されます。

この作品は、ゾンビ映画にありがちなホラー要素を超え、「ブラックコメディ」に仕上げられ、幅広い年齢層が楽しめるB級映画を目指しています。初めての監督業に挑む太田えりかは、「この作品を通じて、日本にゾンビ映画を広めたい」とコメントしており、その情熱が作品に込められることでしょう。