脱炭素液体燃料の最新動向に関するセミナー
2025年7月22日(火)、愛知工業大学の近藤元博教授を講師に迎え、脱炭素液体燃料についてのセミナーが行われます。このイベントでは、日本におけるバイオ燃料の普及とその課題について詳しく解説されます。本セミナーでは、国内で進行中の脱炭素液体燃料政策や具体的な取り組みについての情報が提供され、参加者は最新の知識を得る貴重な機会となります。
セミナーの概要
セミナーは、東京都港区のSSKセミナールームで対面参加か、またはZoomウェビナーでのライブ配信形式で受講可能です。アーカイブ配信もあるため、後日何度でも視聴することができます。セミナーは午後1時から午後3時までの2時間で、計5つのセクションで構成されています。
主な講義内容
このセミナーでは、以下のトピックが中心に取り上げられます。
1.
我国の脱炭素政策の方向性
2050年カーボンニュートラルを目指す日本政府の取り組みが紹介され、2040年の温室効果ガス排出量削減目標が説明されます。国は先進的なエネルギー政策を打ち出しており、これに基づく取り組みが進められています。
2.
脱炭素液体燃料の動向
バイオエタノール混合ガソリン(E10/E20)、バイオディーゼル(HVO)や航空燃料(SAF)など、日本における各種脱炭素液体燃料の採用状況や今後の展望について詳しく解説されます。
3.
環境価値の移転制度
グリーン燃料証書制度に関する説明が行われ、脱炭素に向けてどのように市場が機能するかを学びます。
4.
まとめ
講義の内容を整理し、今後の展開や重要なポイントを振り返ります。
5.
質疑応答と名刺交換
参加者同士が交流する機会も設けられており、知識の向上とネットワーキングの場としても活用できます。
講師のご紹介
近藤元博教授は愛知工業大学の総合技術研究所に所属し、経済産業省の脱炭素燃料政策小委員会の委員も務める専門家です。トヨタ自動車での豊富な経験を持ち、現在はカーボンマネジメントや持続可能なエネルギー政策について幅広く研究しています。
参加方法
セミナーへの参加は、SSKセミナールームにお越しいただくか、Zoomウェビナーにてライブ配信を選べます。詳細と申し込みは
こちらからご確認ください。セミナーは、脱炭素の重要性が高まる中、知識を深め、ネットワークを広げる絶好の機会です。
終わりに
脱炭素社会への取り組みは、企業や個人にとっても重要なテーマとなっています。このセミナーで、未来のエネルギー戦略についての理解を深め、持続可能な社会の実現に向けた知見を得ることができるでしょう。皆さまの参加を心よりお待ちしております。