氷川きよしが故郷・博多で描いた spectacular な座長公演の舞台裏
2023年4月30日、氷川きよしの活動再開後初の座長公演『氷川きよし特別公演』が、故郷・福岡の博多座で盛況の中、感動の千穐楽を迎えました。本公演は東京・明治座から始まり、愛知や大阪を経て約3ヶ月にわたる巡演のフィナーレを飾るもので、この日は満席のファンと共にその思い出を作りました。
見どころは、渾身の時代劇とエンジン全開のコンサート
公演の第一部では、氷川自身の人気曲「白雲の城」を題材にした時代劇が上演され、戦国時代の物語が繰り広げられました。物語は、豊臣秀吉に仕える荒木忠勝を中心に、民衆への奉仕を重んじる弟・吉継の成長を描いており、氷川はその役に見事に挑戦しました。それに続く第二部は、演歌や新曲を盛り込んだ特別構成のコンサートで、温かい雰囲気の中でファンとの交流を楽しむ姿が印象的でした。
豪華キャスト陣と共に笑いと涙を誘い
この公演には、石倉三郎や丸山智己、さらにはWキャストとして島崎和歌子や中島唱子も参加し、観客は涙あり笑いありのひとときを過ごしました。主に若い世代からシニア層まで幅広い観客が集まり、共演者との息の合った掛け合いやアドリブに場内は沸きました。特に、上野なつひが演じる菊姫の三味線と氷川の歌が重なった瞬間は、まるで魔法のような美しさを奏で、会場の空気を一新しました。
一方、氷川は回を重ねるごとに役に引き込まれていき、日々印象を変える姿勢が客席にも伝わりました。深山天女の役に変身する様子は、彼の演技力の高さと情熱を物語っていました。
「人あるがまま」をテーマに展開された充実のコンサート
第二部のコンサートは「人あるがまま」をテーマにスタートし、色とりどりのペンライトが揺れ動く明るい空間の中、さまざまな楽曲が披露されました。新曲の「旅でござんす おじゃる丸」を軽快に歌い上げる氷川に、観客は熱い視線を送りました。特に、美空ひばりや北島三郎の名曲メドレーは、観客を魅了し、圧倒的なパフォーマンスを披露しました。
氷川はファイナルに際し、「祖父母や両親に感謝している」と言葉にし、故郷で歌った「祝い目出度」や新曲「暴れ海峡」に思いを込めました。フロアを一つにする振付もあり、盛り上がりを見せる中、観客も楽しみました。
師弟共演と感謝の言葉
千穐楽には、氷川の師匠である水森英夫も登場し、氷川への愛情を語りました。二人のデュエットはレアな機会で、客席を大いに沸かせました。
アンコールでは『きよしのズンドコ節』と『Party of Monsters』が披露され、19人の出演者による美しいパフォーマンスが観客を魅了しました。氷川は「この公演のために動いて下さった500人のスタッフの力で無事終えられた」と、感謝の気持ちを伝えました。
次なる展開へ
氷川きよしの特別公演は、催された全60公演の締めくくりとして、笑いと感動を提供し、誰も置き去りにしない内容でした。今後の展開として、6月30日には東京・明治座の公演模様がWOWOWで放送されることが決まっており、さらに2026年には新たなコンサートツアーが予定されています。
また、故郷博多は次のお祭り「どんたく」の準備に入っており、新たな氷川きよし旋風が吹き荒れることでしょう。氷川の輝く未来には、ますます目が離せません。