住野よるの青春小説『か「」く「」し「」ご「」と「』が映画化決定！

住野よるの名作が映画に！

2023年5月30日、人気作家・住野よるの青春小説『か「」く「」し「」ご「」と「』が実写映画化されることが発表されました。この作品は、出版から8年を経てもなお、中高生を中心に多くの読者から支持を受けているベストセラー。主演には若手俳優の奥平大兼さんと出口夏希さんが抜擢され、他にも佐野晶哉さん（Aぇ! group）、菊池日菜子さん、早瀬憩さんなど、多彩なキャストが顔をそろえています。監督は中川駿さんが務め、期待がかかります。

『か「」く「」し「」ご「」と「』とは

本作は、2017年に発刊された住野よるさんの青春小説で、累計発行部数はなんと64万部を超えるヒット作品です。物語は、クラスメイトである5人が互いに抱える秘密、「かくしごと」を通して、彼らの愛や葛藤、成長を描いています。こうしたテーマは共感を呼び、特に若い世代の心を掴んで離しません。毎年開催される「中高生のためのワタシの一行大賞」では、本作に対するエッセイが多数寄せられています。

原作者のコメント

原作者の住野よるさんは、映画化について、「まだ完成版を観ていませんが、期待しています。時間がかかった分、素晴らしいスタッフやキャストが揃いました。この作品が最高の形で届けられるよう尽力しました」と、コメントを寄せています。長期間をかけたプロジェクトであっただけに、作品への期待が高まります。

映画概要

- 主演: 奥平大兼、出口夏希
- 出演: 佐野晶哉（Aぇ! group）、菊池日菜子、早瀬憩
- 監督・脚本: 中川駿
- 原作: 住野よる『か「」く「」し「」ご「」と「』（新潮文庫刊）
- 配給: 松竹
- 公開日: 5月30日(金) 全国公開
- 公式サイト: 映画公式サイト

書籍と映画の連動企画

映画化に伴い、新潮文庫では原作文庫『か「」く「」し「」ご「」と「』の重版を実施し、映画特別帯付きの文庫本が全国の書店にて発売される予定です。主演の奥平大兼さん、出口夏希さん、佐野晶哉さん、菊池日菜子さん、早瀬憩さんが掲載された特別帯は、ファンにとって見逃せないアイテムとなることでしょう。

書籍の魅力

小説『か「」く「」し「」ご「」と「』は、クラスメイトたちが秘めた切ない思いを描き、心打つストーリーが展開されます。自分にはない特別な力を持ち、その影響で突然、他者に対する気持ちが芽生える主人公たちが織り成す青春ドラマ。それは、自分自身を見つめ直すきっかけになるかもしれません。

住野よるについて

住野よるさんはその独特な視点と物語作りで知られています。彼のデビュー作『君の膵臓をたべたい』は、瞬く間にベストセラーとなり、現在でも読まれ続けています。最近では第72回小学館児童出版文化賞を受賞した『恋とそれとあと全部』も注目を集めています。多くのファンに愛される作品を提供する作家として、今後の活躍にも期待が寄せられています。

このように、住野よるの青春小説『か「」く「」し「」ご「」と「』は、映画化を通して新たな価値を提供することが期待されます。映画が公開される日を心待ちにしながら、原作と共に楽しんでいきたいですね。