常盤貴子が語る青春の真実と能登への想い

常盤貴子の魅力に迫る

俳優の常盤貴子さんが、ラジオ番組『TALK TO NEIGHBORS』に出演し、彼女の20代の思い出や、最新作『御上先生』の制作秘話、さらには石川県・能登半島との深い繋がりについて語りました。この放送は2023年6月9日から12日にかけて、J-WAVEで放送されました。

ドラマ『御上先生』の舞台裏

常盤さんは、エリート進学校を舞台にしたドラマ『御上先生』で、元教師という重要な役割を担い、若手俳優たちに静かな影響を与えるキャラクターを演じています。彼女は撮影を振り返り、穏やかな制作環境や、若手俳優たちの真摯な姿を見ることができたことに感銘を受けたと語ります。常盤さんの柔らかい声と穏やかな語り口からは、役者としての誇りが感じられました。

20代という濃密な時間

続いての話題では、自身の20代について、その慌ただしさと充実感を感じながらどのように過ごしていたのかを自身の言葉で紡いでいます。特に、香港映画に出演するために自ら動いて実現させたエピソードは、彼女の芯の強さを表しています。「自分の限界を超えて行動することが大切」と彼女は語り、これからの世代に向けて力強いメッセージを送りました。

フォトエッセイ『小さな幸せで満たす日々』

常盤さん自身の生活や感情を色濃く映し出したフォトエッセイ『小さな幸せで満たす日々』にも触れました。この本には、日々の喜びを大切にする彼女の思いや、ユニークな習慣が挿話として散りばめられています。エッセイの制作裏話を期待しながら聴いたリスナーにも、常盤さんの「演じること」への考え方は心に響くものでした。

能登半島との深いつながり

また、常盤さんはNHK連続テレビ小説『まれ』の撮影を通じて能登半島に訪れ、それ以来地元の人々や風土に深い愛情を抱くようになったと語りました。震災後も続く交流のエピソードからは、彼女が持つ温かい人柄が浮かび上がります。常盤さんが語る能登の土地や人々への思いは、情緒豊かで、彼女自身の感受性の豊かさを物語っています。