徳島ガンバロウズに新しい風　久川貴之アシスタントコーチ就任

新たな挑戦を迎える徳島ガンバロウズ

徳島ガンバロウズは2025-26シーズンに向け、久川貴之氏とのアシスタントコーチ契約を結ぶことを発表しました。これはクラブにとって、選手の成長だけでなく、ファンや地域社会の期待にも応える重要な決定となります。久川氏の経歴は多彩であり、彼の経験がチームにもたらす影響は計り知れません。

久川貴之氏について

久川貴之氏は、1994年に宮崎県で生まれ、2016年に西武ライオンズで通訳兼サポートスタッフとしてのキャリアをスタートさせました。その後、州立モンタナ大学でインターンとしてトレーニングスタッフを経て、香川ファイブアローズでのチームトレーナーとしての経験も持ちます。

2018年からは岩手ビッグブルズで選手兼通訳として活動し、2020年には岐阜スゥープスの下部組織で再び選手兼通訳としての役割を果たしました。次に熊本ヴォルターズでアシスタントコーチとして活躍し、続けて相模原プロセスでも選手兼デベロップメントコーチをつとめました。最終的にはアースフレンス東京Zでアシスタントコーチとしての経験を経て、2023-25シーズンには徳島ガンバロウズのアシスタントコーチを務めていました。

この多様な経験を持つ久川氏は、今シーズンからさらなる責任を担うことになります。彼自身も「自分がこのチームを優勝させる」という強い決意を語っており、ファンや選手、スタッフとの絆を深めながら、チームの成長に貢献することを目指しています。

久川アシスタントコーチのコメント

久川氏は、「役職を絞り、3年目も続けることになりました。まずは機会を与えてくださった球団関係者の皆様に感謝したい」とコメント。小林ヘッドコーチが描くチームの構想に魅力を感じ、今シーズンが『これまでの中で一番長いシーズンになるようにしたい』と力強く宣言しています。

また、「チームを去る選手やスタッフがいる中、ファンやスポンサーに不安を感じさせることがあると思います。しかし、自分が彼らの意志を引き継ぎ、この街のために頑張らなければならない」と、地域への思いも強く表しています。彼のこの姿勢は、チームを応援するファンにとっても心強いものとなるでしょう。

徳島ガンバロウズと地域のつながり

「徳島ガンバロウズ」という名称には、ただ勝利を追求するだけではなく、地域の人々と共に頑張り、支え合うという思いが込められています。クラブは、老若男女問わず、地域の人々が一体となって応援できるクラブを目指しており、そのための活動を日々行っています。新たにアシスタントコーチに就任した久川氏が、この想いをより一層深め、チームのさらなる成長を促していくことでしょう。

今後の活躍に期待し、徳島ガンバロウズの次なるステージでの挑戦を応援していきましょう。