支笏湖の森づくり大作戦2024、環境保全の新たな一歩
2024年10月から2025年3月までの期間、北海道千歳市に位置する美しい支笏湖を守るための「支笏湖の森づくり大作戦2024」が行われました。このキャンペーンは、株式会社パムとオリックス自動車株式会社が共同で実施。対象期間中、パムの旅行予約サイト「たびらい」を通じてオリックスレンタカーのハイブリッド車を利用した方からの料金の1%を合算し、合計で253,294円が「一般社団法人かのあ」に寄付されました。これにより、支笏湖の環境保全活動が支援されることとなります。
支笏湖の環境保全の意義
支笏湖は、支笏洞爺国立公園に位置するカルデラ湖として知られ、その美しい自然環境は多くの観光客に愛されています。しかし、環境問題は深刻であり、持続可能な自然環境を維持するためには、地域の取り組みが重要です。この寄付金は、特に「KEEP BLUE PROJECT」の活動に寄与し、湖の水質保全や森林整備が行われます。水辺のゴミ拾いや清掃活動を通じて、地域の方々と連携しながら自然環境を守ることが目指されています。
掲示された成果と活動の紹介
寄付金の贈呈式は2025年6月5日に行われ、参加者として株式会社パムの木村寿紀氏、一般社団法人かのあの松澤直紀氏、オリックス自動車株式会社の畑山義美氏が出席しました。贈呈式では、寄付金がどのように活用されるかについて具体的な説明がなされ、支笏湖の美しい自然を次世代に引き継ぐための活動に対する期待が示されました。
また、支笏湖での小学生を対象とした自然体験活動や清掃活動の様子も報告され、地域の子どもたちが自然を学び、環境意識を高める機会となっていることが強調されました。
組織の使命と今後の展望
株式会社パムは2000年に沖縄で創業し、旅行予約サイト「たびらい」を運営している企業です。旅行者の満足度を高め、地域経済の発展に貢献しようとするそのビジョンは、環境保全活動にも反映されています。オリックス自動車と共に、2013年から沖縄でのサンゴ礁保護活動も行っており、この支笏湖での取り組みは新たな展開となっています。
今後も、パムとオリックス自動車は環境への負荷を軽減し、持続可能な社会の実現に向けた様々な社会貢献活動を続けていく方針です。支笏湖の森づくり大作戦はその一環として、今後も多くの人々を巻き込んでいくことが期待されます。
私たち一人一人が美しい自然を守るためにできることを考え、行動に移していくことが求められる時代です。支笏湖の森づくり大作戦は、まさにその第一歩とも言えるのではないでしょうか。