年末年始はショートフィルムで新しい体験を
年末が近づくと、様々な特集やイベントが始まりますが、ショートフィルム好きの皆さんに朗報です!ブリリアショートショートシアターオンライン(BSSTO)では、2024年12月27日から2025年1月7日までの期間、人気作品や新進監督たちによる特別なオムニバス映画『21世紀の女の子』が無料配信されます。これは特にショートフィルムファンにとって、見逃せない機会と言えるでしょう。
特別招待作品とアンコール配信
今年の年末年始特集では、特別招待作品として注目の映画『21世紀の女の子』がラインナップされています。この作品は、80年代後半から90年代生まれの新進映画監督が集結し、自らのセクシャリティやジェンダーに揺らいだ瞬間をテーマにしたオムニバス映画です。監督には山戸結希が名を連ね、他にも多くの若手監督が参加。約117分の映像は、さまざまな視点から魅力的な物語を紡いでいます。
また、ユーザーからのリクエストに応じたアンコール配信も実施されます。これにはマレーシア発の『インフルエンサー』、スペインの『トーテムシーウルフ』、アメリカ・スペイン共同制作の『ジュリアの終わりなき旅』、そしてドイツの『最後の望み』の4作品が含まれています。これらは、視聴者に新たな感覚をもたらし、各作品の背景にあるメッセージを深く味わうことができるでしょう。
ラインナップの魅力
1.
『インフルエンサー / Influencer』
監督:Jared Lee(マレーシア/SF/約25分/2021)
13歳の少女ハンナがソーシャルメディアに夢中になり、ロボットと出会うことで自身の選択を迫られます。
2.
『トーテムシーウルフ / She Wolf Totem』
監督:Verónica Echegui(スペイン/ドラマ/約22分/2021)
芸祭の悪夢ともいえる展開を描く作品で、エスティが狼の祭りに参加し、思いがけない恐怖を味わいます。
3.
『ジュリアの終わりなき旅 / Lonely Planet』
監督:Alex Burunova(アメリカ・スペイン/ロマンス/約24分/2014)
トラベルライターのジュリアが、バルセロナでの滞在中に運命の男性に出会うロマンティックな物語です。
4.
『最後の望み / The Last Will』
監督:Dustin Loose(ドイツ/ドラマ/約20分/2014)
25年前の悲劇に向き合うジェイコブの心の葛藤が描かれています。
本作の魅力
『21世紀の女の子』は、さまざまな視点から描かれた短編が集まったオムニバス作品です。短い時間の中で、観客はそれぞれの監督が表現する個々の体験や感情に触れ、自分自身の生き方を見つめ直す機会にもなるでしょう。
制作陣からのメッセージ
映画『21世紀の女の子』の企画・プロデュースを務める山戸結希監督は、この冬の配信について「観客全員がこの作品の光を見つめることができるようにとの願いを込めている」と語っています。作品を通じて多くの人々に感動を届けたいという思いが伝わります。
年末年始の特別な時間に、自分自身の内面を深く探求する旅に出かけてみてはいかがでしょうか。BSSTOでは、素晴らしいショートフィルムを通じて、優しさや強さを感じ取ることができる素晴らしい体験が待っています。