エマート教授、能楽賞受賞
2026-02-05 15:00:24

武蔵野大学名誉教授リチャード・エマート氏が能楽賞を受賞!

武蔵野大学 名誉教授のリチャード・エマート氏が能楽賞を受賞



東京都西東京市に位置する武蔵野大学の名誉教授、リチャード・エマート氏が「第47回観世寿夫記念法政大学能楽賞」を受賞しました。この著名な賞は、日本の伝統芸能である能楽において多大な貢献をした個人や団体に毎年贈られるものであり、エマート氏の業績が高く評価されたことを示しています。

授賞式は2024年1月26日、アルカディア市ヶ谷の私学会館で行われ、エマート教授自身がスピーチを行いました。その中で、彼は日本の能楽に対する情熱や研究への取り組みを語りました。

エマート氏は、日本の伝統芸能である能楽に長年にわたって情熱を注いできました。単なる学問の対象としてだけでなく、演劇としての能楽を深く理解し、研究・教育だけでなく実演活動も一体化させてきました。特に彼の英語による能の上演や翻訳、解説活動は、能楽を国際的な舞台芸術として提示する上で不可欠な役割を果たしました。

近年の業績としては、2024年7月に早稲田大学大隈記念講堂と京都金剛能楽堂で上演予定の英語能『青い月のメンフィス』や、昨年の8月に目黒の喜多能楽堂で行われた英語能『オッペンハイマー』が挙げられます。『オッペンハイマー』は今夏、日本語の能としても上演される計画があり、エマート氏の活動が今後も多岐にわたることを示しています。

リチャード・エマート氏は、アメリカ・オハイオ州出身。68年にアーラム大学に入学後、70年には早稲田大学国際部に留学し、日本の伝統芸能に目覚めました。以来、能の実技を学びながら、東京藝術大学大学院で音楽を研究。修了後は、国内外で能の公演やワークショップなどを通じて、能楽の普及に貢献しています。特に、「シアター能楽」という劇団を設立し、英語による能を幅広く提供し続けるなど、国際的な視点から能楽の可能性を引き出してきました。

「観世寿夫記念法政大学能楽賞」の意義



この賞は1979年に法政大学によって創設され、日本の能楽界や学術界において非常に高く評価されています。この賞が贈られることで、能楽の魅力や文化的価値を広める活動がさらに活性化されることが期待されています。エマート氏の受賞は、彼の努力が日本だけでなく海外でも認められた成果です。

武蔵野大学の背景



武蔵野大学は1924年に設立された高校から大学にわたる教育機関であり、近年ではデータサイエンス学部やアントレプレナーシップ学部などを新設し、教育改革を進めています。また、2024年には創立100周年を迎え、世界初のウェルビーイング学部も設立される予定です。エマート氏の受賞は、武蔵野大学が誇る伝統芸能の研究と教育の成果を象徴するものでもあります。

このように、リチャード・エマート氏の受賞は日本の伝統芸能に新たな風を吹き込むきっかけとなるでしょう。彼の活動が今後も多くの人々に影響を与えることを期待しています。


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