TBSとWOWOWが共同開発した映像伝送ソフトが栄誉の賞を受賞！

TBSとWOWOWが共同で開発した映像伝送ソフト「Live Multi Studio」が受賞

TBSテレビとWOWOWが共同で開発した映像伝送ソフトウェア「Live Multi Studio」（LMS）が、2024年度の映像情報メディア学会より、技術振興賞の進歩開発賞（現場運用部門）を受賞しました。この技術は、業界内外で注目され、その実力が評価された形です。

LMSの特徴とは？

LMSは、従来の映像伝送手法とは異なり、一般的なインターネット回線を使用して、放送クオリティーの映像を実現する最先端のソフトウェアです。以下の特徴が特長です。

- 超低遅延の映像伝送：リアルタイムでの映像配信を可能にし、視聴者へ快適な体験を提供します。
- 簡単接続：ポートの開放を必要としないため、迅速かつ簡単にシステムを導入できます。これにより、ユーザーは煩わしい設定から解放されます。
- 特許技術「Multi Latency」：これは、映像信号を安定して保つための特別な技術で、低遅延かつ高品質な映像制作を支える強力な武器となります。

これにより、現在多くの業界、特に映像制作やVTuber事業、イベント、メディアアート、さらには機器の遠隔制御に至るまで、さまざまな用途が開発され、活用されています。

受賞の意義

技術振興賞進歩開発賞は、映像情報メディアに関する新しい方式やシステム、デバイスに対して贈られる権威ある賞です。この受賞は、LMSが革新的な技術を提供し、実際の運用現場で傑出した成果を挙げている証でもあります。受賞を受けて、TBSとWOWOWはさらなる改良とアップデートを計画しており、このソフトウェアの進化に期待が寄せられています。