2025年グラベルクラシックやくらいが加美町で開催
2025年8月30日と31日の2日間、宮城県加美町で「GRAVEL CLASSIC YAKURAI 2025」が行われます。このイベントは、自転車やオートバイの販売・修理を手がける「ハヤサカサイクル」を運営する株式会社早坂サイクル商会が主催し、今や人気が高まるグラベルレースとして注目されています。過去に日本国内ではニセコや他の地域でも開催されてきましたが、加美町はその魅力豊かな自然を活かして、2023年よりこの大会をスタートしました。
加美町の大自然と歴史
加美町は、美しい山々や豊かな森林に囲まれており、世界農業遺産にも認定されています。特に、冒険心をくすぐる多彩な林道が広がっており、観光客やサイクリストたちに愛されています。この地でのグラベルライドは、ただのレースに留まらず、仲間たちと共に自然を楽しみながら走る機会を提供してくれます。新しいステージへと進化を遂げるこのレースは、ただ速さを競うものではなく、仲間との助け合いが強調されたイベントでもあります。
2025年の特徴と目標
今年の開催では、前年までの仲間との共走やソーシャルライドの他に、2026年には日本初となるUCIグラベルワールドシリーズを目指す競技としての側面も増強されています。これに伴い、フルコースでのタイム計測が導入されるため、競技者たちはワールドスタンダードに則ったレースを体感することができます。また、イベントの魅力を高めるために、元プロサイクリストであり現在はサイクリングプロモーターでもある別府史之氏が大会アンバサダーとして参加し、その経験を活かして地域とイベントを盛り上げます。
イベント詳細
「グラベルクラシックやくらい」は、8月30日に陶芸の里スポーツ公園でグラベルレースと共にソーシャルライド、ウェルカムパーティが開催され、31日にはペンション&レストランKAMIFUJIでグループライドが行われます。レースの距離はエリートクラス100Km、エイジクラス50Kmの他、ソーシャルライドでは20-30Kmの距離が提供されており、それぞれの参加者が自身のレベルに合わせて楽しむことができます。参加人数は、エリートクラス100名、ソーシャルライド20名、グループライドも各クラスに分かれ最大人数が設定されています。
今後の発展に向けて
加美町はこのグラベルイベントを通じて、地域活性化を図り、グラベルライド文化を根付かせていくことを目指しています。2026年のUCIグラベルワールドシリーズ開催を見据えた準備も進められており、さらに多くのライダーや観光客を惹きつける「グラベルの聖地」となることが期待されています。この大会は、サイクリストだけでなく、自然を愛する全ての人にとって特別な体験となることでしょう。
お問い合わせ
参加を希望する方は、グラベルクラシックやくらいの公式サイトをチェックし、エントリーを忘れずに行ってください。大会に向けた高揚感とともに、新しい挑戦に出発してみてはいかがでしょうか。素晴らしい仲間たちと共に美しい加美町の大自然を味わう機会をお見逃しなく!