プラゴのEV充電器
2025-06-25 11:56:18

プラゴのEV充電器、驚異の可用率99.9%を達成!さらなる挑戦へ

プラゴが実現した可用率99.9%のEV充電器



株式会社プラゴは、全国のEV充電器において驚異的な可用率99.9%を達成したことを発表しました。プラゴは東京都品川区に本社を構え、EV充電インフラの構築と運営を行っている企業です。この成果は2025年5月末時点で維持される可用率を示しており、EV充電器が常に使える状態を保つことが、社会インフラとして必要不可欠であることを示しています。

可用率とは何か?



可用率は、充電器が正常に稼働し、充電と決済が行える時間の割合を測定する指標です。EVの普及が進んでいる現代において、充電器の中には故障や不具合が伴うものもあり、これがユーザー体験を損なう要因となっています。具体的には、2024年に発表されたChargerHelpの調査によると、アメリカの急速充電器の可用率はわずか73.7%に留まり、約26%が「利用不可」とされました。さらにハーバード大学の解析でも、約100万件のレビューから78%という可用率の結果が示され、米国における充電インフラの課題が浮き彫りになっています。これに対し、プラゴは「行ってみたら使えない」充電器の存在に立ち向かい、信頼性の高い充電インフラを提供することを目指しています。

可用率99.9%を支えるプラゴの取り組み



プラゴでは、ソフトウェアとハードウェア、運用チームが互いに連携し、日々の運用を行う専任チームが充電器の状態を常に監視しています。そのおかげで、プラゴは99.9%という高い可用性を達成しました。特に、復旧の迅速化に向けたナレッジの蓄積は、現地対応を最小限に抑え、安定した運用を実現させています。

また、プラゴはCPO(Charge Point Operator)サーバー基盤を開発し、自社の技術力をもって充電サービスの構築を支援しています。予約や課金、監視・制御機能を一元的に提供することで、パートナー企業が短期間で高い信頼性を持つEV充電サービスを構築できる環境を整備しています。この基盤は「Myプラゴ」という自社アプリを通じて運用されており、実証済みのプラットフォームとして高評価を得ています。

国際標準規格への取り組み



プラゴは、充電サービス連携の国際標準規格であるOCPI(Open Charge Point Interface)を積極的に導入し、2022年からは日本企業として唯一、欧州のユニークな規格整備団体であるEV Roaming FoundationにFull Contributorとして参加しています。これにより、国際基準の整備だけでなく、自社と他社の相互接続を可能にするフレキシブルな連携基盤を構築しています。

今後の展望



プラゴは、デジタルカーライフの実現を加速させ、EVの未来を形成することを目指しています。ハードウェア、IoT、ソフトウェア、デザインなどの多様な機能を統合したデジタルカーライフ・プラットフォームを提供し、新たな消費行動、顧客体験、ビジネスチャンスを生み出します。トラブルのない運用を基本に、ユーザー体験(UX)の向上にも注力し、その結果として、新たな可用率の新基準である「99.99%」を目指して、EV充電インフラの品質向上に尽力します。今後もプラゴは、進化し続けるEV社会における重要な役割を果たすことをお約束します。


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