夏休みのしんどさを乗り越える「#GY4Y」キャンペーン
特定非営利活動法人第3の家族(理事長:奥村春香)は、2025年の8月1日から9月1日まで、こどもたちの自殺予防を目指した応援キャンペーン「Give a Yell for Youth(略称:#GY4Y)」を始めます。このキャンペーンは、悩みを抱えるこどもや若者に向けてエールを送り、心の負担をちょっとでも軽くすることを目的としています。
悩みを抱えるこどもたちへの手を差し伸べる
夏休みは楽しい時期につながることが多いですが、実は多くの少年少女がこの期間にそれぞれの悩みを抱えています。特に、昨年は子どもの自殺が過去最多という厳しい現実も報告されています。多くの大人が気づかぬうちに、あるいはどう声をかけるべきかわからずに、手を差し伸べられない場合が多いため、「#GY4Y」では、そうした状況を変えるべく立ち上がりました。
これに対し、著名なクリエイターたちが動画を通じて応策を提供し、悩みを共有する場を設けています。たとえば、ぐんぴぃ(春とヒコーキ)、古原靖久、そしてsowa氏といった方々が参加し、リアルな悩みに真摯に対応しています。これにより、こどもたちが自分の気持ちを表現できる安全な空間を提供し、支援の輪を広げることが目的です。
支援の方法が選べる
このキャンペーンには、さまざまな支援の形があります。寄付を通じて応援する方法が用意されており、一定額の寄付であれば、動画の最後やホームページにお名前を掲載することも可能です。また、2025年の7月19日から9月2日までは、クラウドファンディングも実施します。これにより、プロジェクトを加速させるために必要な資金を集めることも狙いです。
加えて、YouTubeチャンネルのコメント欄での応援コメントやSNSでの「#GY4Y」のハッシュタグを使用した投稿も大歓迎です。こうした多様な支援手段を通じて、少しでも多くのこどもたちが勇気をもって自分の悩みを話せる環境作りを進めています。
代表の思い
奥村春香理事長は、自らの大学時代の経験から本事業を始めました。「あなたを思っている大人がいる」ということを伝えることが、支援活動の目的です。特に夏は心のしんどさを抱えがちな時期であり、少しでも安心感を持てるようにと願っています。すべての協力者に感謝の気持ちも述べています。
団体の理念と活動
特定非営利活動法人第3の家族は、「はざまの少年少女」、すなわち支援制度によって取りこぼされる若者たちに対して温かいサポートを提供し、彼らが自分の足で未来を歩むことができるよう努めています。これには「寄り添わない支援」をベースに、彼ら自身の声を重視しています。
更に、掲示板「gedokun」や情報サイト「nigeruno」、家庭環境の調査事業なども行っており、情報提供に努めています。様々なイベントも開催しながら、全国どこでもアクセス可能なオンライン活動を広げています。
結び
「#GY4Y」の活動を通じて、若者たちが自身の悩みを吐露し、新しい力を見つける手助けとなることを願っています。このキャンペーンに賛同し、支援の輪を広げていきましょう。興味のある方は、ぜひ公式サイトを訪れてみてください。