高確率のシュートで開幕を飾った福岡の快勝劇

福岡が2025年シーズンの初陣を白星で飾る

2025年1月4日、りそなグループB.LEAGUE 2024-25シーズンが幕を開け、福岡が奈良を91-68で下しました。この日、福岡のホームゲームは飯塚市総合体育館で行われ、サポーターからの熱い声援に後押しされ、選手たちが素晴らしいプレーを見せました。

試合の流れ

試合は1Qから拮抗した展開でスタート。福岡は#8スミスがフリースローで初得点を挙げ、その後、ゴール下でも得点を重ねていきます。続く#5ランダルが果敢に1on1を仕掛け得点を重ねたことで、チームは勢いを増し、#25バーレルの豪快なダンクシュートが会場を盛り上げました。さらに#1中村がレイアップと3Pシュートを決め、福岡がリードを広げていく様子は圧巻でした。

奈良はゾーンディフェンスに切り替え、反撃を狙おうとしましたが、福岡の攻撃の勢いは止まりませんでした。特に第2クオーターでは#24谷口と#12寒竹がそれぞれ2本ずつの3Pシュートを成功させ、福岡は52-34で前半を終了。

後半に入っても福岡の momentumは鈍ることなく、寒竹が連続で3Pシュートを決め、さらに#23村上も続くシュートで得点を重ねました。この日の3Pシュート成功率は50%を誇り、トータルで14本もの成功を収めました。インサイドではスミス、バーレル、#50ブラウンが強い存在感を示し、守りと攻めのバランスが取れた試合展開を実現。奈良を引き離し、見事な快勝を収めました。

コーチと選手のコメント

試合後、浜口炎HCは、前回の対戦での反省点を生かし、選手たちがゲームプラン通りにプレーしたことが勝因だと語りました。「得点のバランスも良く、攻守ともに素晴らしい試合だった」と自信を見せ、寒竹選手の活躍を讃えました。

寒竹選手自身も自分の役割にフォーカスし、チームのスペースを広げることを意識してプレーをしました。「ボールムーブが良く、テンポのよい試合展開ができた」と、自らのパフォーマンスを振り返りました。奈良の強さを意識しつつも、次の試合に向けた意気込みを見せています。