第32回キネコ国際映画祭、親子で楽しむ映画体験の祭典が開催

第32回キネコ国際映画祭、親子で楽しむ映画体験の祭典

2025年10月31日（金）から11月4日（火）まで、東京二子玉川にて「第32回キネコ国際映画祭」が開催されます。この映画祭は1992年に始まり、今年で32年目を迎えるアジア最大級の子ども向け国際映画祭です。会場は、二子玉川ライズを中心に多様な上映施設が利用され、親子で楽しめるファミリー向けのプログラムが豊富に用意されています。

映画祭の概要

本年度の映画祭では、世界中から集められた約700本の中から厳選された67作品が上映され、その中には長編コンペティション部門やドキュメンタリー部門などがあります。特に長編コンペティション部門では、子ども向け作品とティーンズ向け作品がそれぞれ6本ずつ競います。事前に選ばれた審査員たちが映画を観賞し、最優秀作品を選出します。

幅広い作品群

上映される作品は、楽しいファンタジー映画から、重要な社会問題を扱った作品まで多岐にわたります。子ども向けの「ランポ〜旅するわんこ〜」や「こびと〜新しいはじまり〜」、ティーンズ向けの「ナウィ〜未来の私へ〜」や「HONEY～わたしの歌～」など、エンターテインメント性と社会的メッセージを両立させた作品が並び、観客に多様な感情体験を提供します。

特にドキュメンタリー部門では、「私たちは終わらない」が注目されており、ウクライナの若者たちの日常を描いたリアルな作品です。このようなドキュメンタリーは、視聴者に考えさせる力を持ちつつ、若者たちの勇気や希望を伝える内容が盛り込まれています。

特別な上映会と体験

さらに、映画祭期間中は両親と子どもたちが共に体験できるワークショップやイベントも予定されており、上映会だけでなく、映画を通して学び合う機会が広がります。子どもたちは、映画の製作過程やストーリーテリングの技法を学ぶことができ、将来のクリエイターを育む場ともなるでしょう。

チケット情報

チケットは、子どもや大人の料金設定があり、事前に公式サイトで購入が可能です。特に、寄付付きチケットも用意されており、映画を観ることで子どもたちの未来を支援することができます。

10月15日から販売が開始されるチケットを手に、親子で映画の世界を体感し、この特別な映画祭に参加してみてはいかがでしょうか。映画を通じて、心に残る感動的な体験と、新たな発見が待っています。

▼公式サイト：キネコ国際映画祭