アクサルタ新技術
2025-02-25 10:36:44

アクサルタの次世代分光測色機が板金塗装業界に革新をもたらす

アクサルタが誇る新技術「Axalta Irus Scan」



日本の板金塗装業者にとって、アクサルタが新たに発表した分光測色機「Axalta Irus Scan」は待望の製品です。この革新的な機器は、2025年2月25日から日本で発売される予定の次世代技術であり、すでに昨年9月にグローバル市場で先行発売されたものです。

科学的アプローチで塗色を計測



塗装業界では、正確な色合いの再現が不可欠ですが、「Axalta Irus Scan」は、科学的な方法で車両の塗色を測定します。この機器は、水性ベースコートと溶剤ベースコートの両方に対応し、適切な塗色の配合を瞬時に算出します。特に、アクサルタが特許を保有する「マイナス角度」技術のおかげで、多くの車両に用いられている無彩色の効果色を正確に読み取ることが可能です。

光沢測定機能の搭載



「Axalta Irus Scan」には、光沢測定機能が初めて搭載されており、塗膜表面やクリヤーコートの光沢状態を詳細に分析します。これにより、従来の測定方法では得られなかったデータが得られるため、塗装のクオリティが一層向上します。また、高解像度のRGBカメラが装備されており、塗色のメタリック感や光輝性を正確に測定し、得られた情報をアクサルタのカラー配合データ検索システムにリアルタイムで送信します。

作業効率を大幅に向上



柔軟性のあるデジタル・カラー・マネージメント・プロセスを通じて、「Axalta Irus Scan」は調色工程の時間を短縮し、多数の車両の補修塗装を迅速に処理することが可能となります。これにより、業務の効率化はもちろん、塗装ブースの生産性向上や、熟練技術者の負担軽減にもつながります。

環境への配慮



塗色を正確に測定できるため、試し塗りを行う必要が減り、不要な資材消費を抑えることができます。このように資源の有効活用を図れる点は、持続可能な業務運営を志向するアクサルタの理念に合致しています。

アクサルタの業界リーダーシップ



アクサルタのグローバル・リフィニッシュ社長、トロイ・ウィーバー氏は、「Axalta Irus Scanに自信を持っています。この新技術は板金塗装業者にとって大きな助けとなるでしょう」と語っています。彼は、次世代のRGBカメラと独自の検索システムの組み合わせが業務の生産性と正確性を高めることを強調しました。

日本での発表イベント



「Axalta Irus Scan」は、2025年2月26日から28日まで東京ビッグサイトで開催される「第22回国際オートアフターマーケット2025」のアクサルタブース(小間番号5524)にて参考出展されます。この機会にぜひ新しい技術を体感してみてはいかがでしょうか。

まとめ



アクサルタは、150年以上の歴史を誇る塗料メーカーとして、私たちの日常を豊かにするための革新的な製品を提供し続けています。「Axalta Irus Scan」の登場は、板金塗装市場における新たな革命とも言えるでしょう。


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