ボルグワーナー、EV JAPAN 2026での展示内容
ボルグワーナーは、2026年1月21日から23日まで東京ビッグサイトで開催される「第17回EV・HV・FCV技術展(EV JAPAN)」に出展し、最新のハイブリッドおよび電動推進技術を紹介します。この展示会では、特に注目されるのが日本初公開となる5-in-1統合ドライブモジュール(iDM)やブラシレス外部励磁同期モーター(EESM)、さらには高電圧インバーターです。
ハイブリッドおよび電動推進技術の進化
ボルグワーナーは、長年の技術革新を通じて得た知見を活かし、最新の電動トルクマネジメントソリューション(eTMS)、eターボシステム、モジュール型LFP(リン酸鉄リチウム)ブレードセルバッテリーパックを通じて、持続可能で効率的なモビリティを実現しています。
5-in-1統合ドライブモジュールとEESM
特に注目すべきは、5-in-1統合ドライブモジュールです。このユニットは、動力源としてモーター、インバーター、トランスミッションなどの機能を集約しており、設置スペースを削減しつつ、高いパフォーマンスを発揮します。 EESMは、レアアースを使用しない設計のため、持続可能性にも配慮されており、400Vおよび800Vの両方のアーキテクチャに対応しています。
これにより、クルマの性能向上だけでなく、システム全体のコスト削減も実現可能です。これが車両メーカーにとって大きな利点となります。
eTMSとパフォーマンス向上
次に、eTMS(電動トルクマネジメントソリューション)についてご紹介します。この革新的なシステムは、アクスル単位でのトルク配分を自動的に行い、コーナリング性能や日常的な走行時のドライビング特性の向上を図ります。また、OEMと連携することで、個々の車両に最適なドライビング特性を実現できます。
eターボシステムとLFPバッテリーパック
さらに、eターボシステムも注目です。迅速なブースト応答と回生エネルギー機能を兼ね備えたこのシステムは、ハイブリッドパワートレインの反応性を向上させるだけでなく、エネルギー効率にも優れています。
また、モジュール型LFPブレードセルバッテリーパックは、バスやトラック、さらにはオフハイウェイ車両、船舶用途向けに設計されたもので、スペース効率に優れ、標準化されたインターフェースを持つ特長があります。
サステナブルな未来に向けて
ボルグワーナーの取り組みは、単に技術の展示にとどまらず、「ボルグワーナー・サーキュラーバッテリー・エコシステム」として、セカンドライフ活用やリサイクルにも焦点を当てています。これにより、より持続可能なモビリティの未来を促進し、クリーンでエネルギー効率の高い社会の実現に寄与します。
業界のエキスパートとの交流
ボルグワーナー日本地域統括本部長のオリビエ・アパリシオ氏は、EV JAPAN 2026で紹介されるソリューションが、同社のシステムインテグレーション技術とイノベーションの成果であり、モビリティの進化に寄与するものであることを強調しています。また、同氏は業界のエキスパートとの意見交換を通じて、さらなる発展を遂げることを期待しています。
ボルグワーナーの技術が示す未来のモビリティは、私たちの生活にどのように影響を与えるのか、皆さんもぜひ注目してください。