ウィーンの音楽に包まれる特別な時間
2026年1月24日、横浜みなとみらいホールにて、華やかなウィーンの音楽のひとときを楽しめる「ニューイヤー・コンサート2026」が開催されます。このコンサートは、公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団が主催し、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のヴァイオリン奏者、ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルク氏が指揮とヴァイオリンを兼ねて登場する、特別な演奏会となっています。
特色あるプログラム
本演奏会のプログラムには、楽曲の評価が高いベートーヴェンやモーツァルト、シュトラウスの作品が並んでおり、クラシック音楽ファンにとっても見逃せない内容です。具体的には、ベートーヴェンの《献堂式》序曲、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番、ヨーゼフ・シュトラウスのワルツ《我が人生は愛と喜び》、そしてヨハン・シュトラウスⅡ世の作品が演奏される予定です。特に、ワルツ《ウィーン気質》と《芸術家の生活》は、ウィーンの持つ情緒を余すところなく表現しており、多くの観客を魅了することでしょう。
ヘーデンボルク氏の魅力
ヘーデンボルク氏は、元日に行われる「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート」にスタジオ出演した経験もある実力派の音楽家です。彼は、かつてウィーン・フィルのコンサートマスターとして名を馳せたヴィリー・ボスコフスキーの流れを汲む、伝説的な存在でもあります。ボスコフスキーは、1955年にニューイヤー・コンサートで両方の役割を果たしたことが話題を呼びました。ヘーデンボルク氏もその流れを受け継ぎ、指揮と演奏を両立させるスタイルでウィーン音楽の伝統を楽しませてくれます。
演奏の前に
コンサートの開始前には、特別に「オーケストラ・ガイド」と題した解説コーナーが設けられ、演奏が行われる曲の背景や魅力について、横浜国立大学の教授、小宮正安氏がわかりやすく解説してくれます。音楽に不慣れな方でも、心の準備をして演奏を楽しむことができるため、非常に貴重な機会です。
チケット情報
チケットは、次のように価格が設定されています。
- - S席:9,500円
- - A席:8,000円
- - B席:7,000円
- - C席:6,000円
- - P席:5,000円
- - Ys席:2,500円(25歳以下対象)
Ys席は、25歳以下の方が対象となっており、S席以外からお選びいただけます。
チケットは、日本フィル・サービスセンター(TEL:03-5378-5911、平日10:00〜17:00)または公式ホームページから購入可能です。eチケットも利用でき、手軽に音楽の楽しみへとアクセスできます。
音楽とウィーンの情景に身を委ねる、この特別な午後をぜひ体験してみてはいかがでしょうか。