未来の農業を舞台にした御殿場市の魅力を再発見するフェス開催

御殿場市が贈る新たな魅力発信イベント

2025年3月22日、御殿場市民会館で行われた「GOTEMBA MIRAI FES 2025 powered by TGC」は、地域活性化に向けた夢溢れるイベントです。今回のフェスは、御殿場市が市制施行70周年を迎える中、次代を担う人材育成を目的とした「GOTEMBA MIRAI PROJECT 2024 powered by TGC」の集大成として開催されました。御殿場市の豊かな農業や自然をテーマにしたプロジェクトに参加した高校生たちが中心となり、さまざまなコンテンツが盛りだくさんの内容になっています。

オープニングには、御殿場市の勝又正美市長が登壇し、70周年という節目の意味を語りながら、地域の魅力を発信する新しい施策の展開を発表しました。「木のおもちゃ美術館」や「新図書館」、さらには「道の駅的施設」の建設など、富士山のふもとにふさわしい、観光地としての発信を強調しました。市長は参加した高校生たちに向けて、これまでの経験が未来を切り拓く力になるようにとのメッセージを送りました。

スペシャルファッションショー「Gotemba’s AgriNature」

特に注目を集めたのが、プロジェクトに参加した学生がプロデュースしたファッションショー「Gotemba’s AgriNature」です。これは、御殿場の農業と自然の魅力をファッションで表現し、ステージ上を賑やかに彩ることを目指したものです。市長自身がモデルとしてランウェイを歩き、「夢のような空間で歩きました」と語る一幕もありました。ファッションのテーマは「ネオ農業」で、学生たちは小物使いやスタイリングで農作業の要素を取り入れました。ファッションショーに参加したモデルたちも、それぞれ自分たちの衣装に込めたメッセージを語り、来場者たちとともに楽しむ特別な時間となりました。

活動の振り返り「GOTEMBA MIRAI PROJECT 2024 PLAYBACK」

「GOTEMBA MIRAI PROJECT 2024 PLAYBACK」では、約8ヶ月にわたる本プロジェクトの活動を振り返り、参加学生たちの体験談が紹介されました。彼らは御殿場市の農業や食文化について学びながら、地域の課題に取り組んできたのです。なえなのさんもこのセッションに参加して、高校生の情熱を称賛しました。各チームの活動や調査を通じて、農業の魅力を広めるためのさまざまなアプローチが語られ、中には「ごてんばコシヒカリ」の認知度向上に向けた試作や、農業体験の楽しさを広めるための動画作成などもありました。

お笑いライブやスペシャルトークショー

お楽しみのコンテンツとしては、お笑いライブとスペシャルトークショーも盛り上がりました。来場者を笑わせる女芸人たちによるコントは会場を笑いの渦に包み込みました。また、JAグループのお米消費拡大アンバサダーが登場し、「ごてんばコシヒカリ」の魅力を語るなど、お米の話題も大いに盛り上がりました。おにぎり専用の料理人によるパフォーマンスでは、実際に「ごてんばコシヒカリ」を使用したおにぎりが試食され、参加者からは「アツい！」という声が上がりました。

未来への期待

この「GOTEMBA MIRAI FES 2025」は、御殿場市の魅力を再認識し、若い世代が地域に対してどのような思いを抱いているのかを感じ取れる貴重な機会でした。地域の未来を考え、実行に移す力を育てたいという思いが詰まっており、今後の地域振興に期待が寄せられます。このようなイベントが続くことによって、御殿場市のさらなる発展に繋がることを期待したいです。