映画ファン必見!国立映画アーカイブの追悼企画
国立映画アーカイブでは、映画界で大きな足跡を残した方々の功績を振り返る貴重な上映企画『逝ける映画人を偲んで 2023-2024』が開催されます。この企画は、2023年から2024年にかけて逝去された80名以上の方々を対象に、彼らの関与した84作品(計60プログラム)を上映するものです。
追悼対象となる映画人たち
企画の主旨は、映画業界の巨星たちの業績を顕彰することです。特に小沼勝、中島貞夫、山際永三、龍村仁、福間健二など、独自の映像言語で多くの名作を残した監督たち、アニメーションや実験映画を手掛けた久里洋二、田名網敬一、武田純一郎などの作家たち、また視覚的世界観を作り上げた美術スタッフの千葉一彦や井川徳道、さらには唯一無二の存在感を放った俳優たちが幅広く紹介されます。
俳優の久我美子、犬塚弘、丘さとみなど、彼らの活躍がいかに映画に影響を与えたかを示す作品は、どれも特別な思い入れのあるものでしょう。
上映作品のラインナップ
上映作品は、多岐にわたります。例えば、赤塚真人が出演した『同胞』(1975)、阿部秀司のプロデュースによる『Love Letter』(1995)、さらには久里洋二の傑作『人間動物園』(1961)など、時代やジャンルを超えた作品がずらりと並びます。観る者に深い感動を与えることでしょう。
特に目を引くのは、名作アニメ『ドラえもん のび太と鉄人兵団』(1986)への出演者たち。声優の大山のぶ代と小原乃梨子をはじめとするキャストは、世代を超えた愛着を持たれており、彼らが紡いできた物語は今も多くのファンに親しまれています。
イベント概要
この特別企画は、2025年12月9日(火)から12月26日(金)、そして2026年2月10日(火)から3月22日(日)まで、国立映画アーカイブ長瀬記念ホール OZU(2階)で開催されます。各週にわたり、様々なプログラムが予定されており、映画ファンの皆さんにとって絶好の機会です。
詳細情報
公式サイトでは、上映作品の詳細やチケットの購入方法についての情報が掲載されています。問い合わせ先も明記されており、気になる方はぜひチェックしてみてください。
映画の歴史を彩った方々を偲ぶこの機会に、心に残る映画体験をぜひお楽しみください。ゆかりの方や映画ファンの皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。